イタリアの作曲家。1883年生まれ、1947年没。
名前は聞いたことないでもない気がする、という感じでいたのだが、大晦日のEテレ「名演・名舞台2023」で、N響が6月定期講演にジャナンドレア・ノセダ指揮で演奏した「歌劇『蛇女』からの交響的断章」(La Donna Serpente, Frammenti Sinfonici)が一部放送され、それを聴いてちょっと衝撃を受けた。かっけえ!!!
多分あんまり適切な褒め言葉ではないが、「映画音楽みたいだ」と思った。非常にドラマチックで壮大で、楽器それぞれが存在感を持ち、とても今風な感じがする。展開も面白い。(時系列的に正しく言うならジョン・ウイリアムズなどの映画音楽の方がカゼッラっぽいということなのだと思う。)
イタリアの指揮者ジャナンドレア・ノセダはカゼッラの曲の演奏に非常に力を入れているようだ。BBCフィルハーモニックの演奏により多くが録音されている。