今月の振り返り(2024年3月)
月ごと振り返り記事3月分。昨日記事を投稿したので日を改めることにしてまた翌月頭になってしまった。
動じないために。
昔はそれなりに面白がっていたけど最近はそのエネルギーがない。
自分が人に嘘を仕掛けるとかは全然しないけど(紛らわしい振る舞いはするのもされるのも好きじゃない)、各企業とかゲームとかがエイプリルフール企画をやっているのを前は結構楽しんでいた。
でも最近は一瞬で一日終わってしまうというか、既に色々と詰まっている日常にエイプリルフールという非日常が入るスペースはない。別にネガティブな気持ちはないのに「イベント」的空気に圧倒されて疲れてしまう。
多分この疲労感は、エイプリルフールだということを当日かせいぜい前日に認識するという後手に回っている感が引き起こしていると思う。一週間前とかから意識していればちょっと違うんだろう。(でもそこまで楽しみにする気持ちはないなあ。)
「ディスカバー・ビートルズⅡ」が今日最終回を迎えた。
ディスカバー・ビートルズⅡ - NHK
来週から聴けないのは寂しいなあ。とても楽しかった。
特に印象的だったのは和田唱さんによるレコードのマトリックス解説。いやあ、これにこだわり始めたら果てしないな…笑 でも自分の耳でもわかるほどマトリックスによって違いがあったのでこだわるのも尤も。
ビートルズの曲はそれなりに聞いていたけど(親がファンなので)、知識としてはほとんどないに等しかったので色々と興味深い話を聴いてかなり解像度が上がった。元々の素養がないせいでお話を十分に吸収できなかったのがもったいなかったなと思う。
素晴らしい番組をありがとうございました。Ⅰの再放送とかしてほしいな。
過去の投稿
昨日楽しさが生む虚しさで「楽しんでいるが虚しい」ということを書いた。
で、全体の雰囲気として最近の自分の気分は楽しいのかと言うと、正直言って楽しくない。あははっと笑ってはいるがハッピーではない感じ。
最近とても楽しめるものができて、あははっと笑って過ごしているけれど、同時に虚しさに襲われるようになった。いや元々虚しいので虚しさに襲われること自体は今始まったことではないけれど、今感じている虚しさの大きさにちょっと慄いている。
「あははっ」→「すん…」の高低差が広がったからかとも思ったけれど、なんかちょっと違う気がして、これはなんなのか考えていた。
自分を楽しませているその人、そのモノの作り手と違って、自分はなんとつまらない存在だろうか、なんていうこともふと思う。これは結局解決することのない「何者」問題であり、自分をつまらないと思おうと思えば自分の実態とは関係なくつまらないと思い続けられてしまうわけで、どこまでも不毛な自己否定だ。どうせ人気者になっても億万長者になっても「本当の自分はつまらない存在なんだよな」と思うに決まっている。実際、どう見ても個性的な著名人がそういうことを言って悩んでいたりする。
でもやっぱり思ってしまう。自分はなんとつまらない存在だろうか。
まあ、最近自己肯定感が上がるイベントが全然ないから余計にそう思うのだろうと思う。あとは単に、死にものぐるいになってなくて頭が暇ということだ。
年始の松本清張原作ドラマ化、『ガラスの城』の方も見た。
テレビ朝日開局65周年記念 松本清張 二夜連続ドラマプレミアム 第二夜 『ガラスの城』|テレビ朝日
なかなか面白かった。というか、『顔』と比べてこっちは「これはギャグなのか?」と思う感じでなんだか可笑しかった。実際、最後の1/4くらいを除いてギャグだったと思う。