親項目に子項目が属し、親項目を畳むとその項目に属する子孫項目が非表示になるような構造であり、子項目はインデントされて表示される状態。
アウトライナーでの表示はツリー表示と言える。
ツリー表示を直に編集できるのがアウトライナーだが、単に「ツリー表示で見たい」のならば、別の形式で作ったデータを機械的にツリー表示にすれば良いのだろう、という話を何度かした(はず)。
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前者についてアウトライナーを使いたくなる理由は、「ツリー状に整理し、一覧できる」というところにある。それは表示の問題なので、必ずしもその構造の全てを手動で作る必要はない。更に、構造が複雑化してくると「どこに配置すべきか」という「位置」を探すのが億劫になるので、だんだんアウトライナーで継続するのが苦しくなってくる場合が多い。
前者はそもそも「ツリー」にしたいのであって「アウトライン」ではないかもしれない。しかし「ツリーを作れるツール」として身近で簡便なのが現状アウトライナーなので、ツールを選ぶ際にはアウトライナーが第一の候補になる。ただ、ツリー構造を作るのは簡単だが、それを維持・成長させることにアウトライナーが向いているとは限らない。枝葉の先ひとつひとつを自力で見回ってケアすることになってしまうからだ。