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動じないために。

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整理したい病

括れるはずなのに括れていない、分けられるはずなのに分けられていない、という不満に心を支配されている状態。
(造語)

 

本人としては「整理されている方が合理的で良いことだから」と思っているが、実際にはそういう冷静な理性的判断ではなく欲求に駆られてのものである。

 

体感としては、熱中できるものがない状態で症状が増悪する。つまり自分に不満があるとか、あるいは外的なストレスに苦しんでいるとかいう心境の時に支配されやすい。

 

「整理したい病」は、整理されるべき対象のことを細かく認識しているから欲望が生まれて発症してしまう。
つまり、整理されるべき対象のことを忘れてしまえば発症は抑えられる。対症療法として、ごちゃごちゃしている部分をそのまま何ヶ月とか何年という単位で放置してしまうという手がある。

 

 

Scrapbox日誌:「整理したい病」には「放置」が効いた

すると、雑然とした一覧画面を前にして、意外にも「まあいいか」と思った。Scrapboxの情報は整理されていないままなのでまた整理したくてたまらなくなるだろうと思っていたのだが、どうやら整理されるべきものが曖昧になってしまったので、整理したい欲も発症しようがなくなったようである。

 

 

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2022/01/09

Scrapbox日誌:「整理したい病」には「放置」が効いた

 複数の情報を扱う時、何かしらの観点で括れそうな気がすると括りたくなる。

 物事と物事の間に共通点や相違点を見出すことは理解の基本であって、見出した瞬間には脳内に快感物質が出ている気もする。括れるところで括り、分けられるところで分けるのは気持ちが良いのである。

 それは同時に、括れるはずなのに括れていない、分けられるはずなのに分けられていない、という認識が自分を不満にさせる可能性も示している。

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