Noratetsu Lab

動じないために。

2023年12月

2024/01/01

文章をシュッと終える

トンネルChannelは1000字や1500字縛りで書くことにしようか、と考えていた。

その字数にこだわるわけではないけど、とにかくシュッと終わる感じにする。

何かを言おうとしない。

頑張らない。

ただ誠実に書く。

2023/12/31

大晦日の夜の歌

大晦日の夜は紅白歌合戦からのゆく年くる年がやはり定番なのだろう。

私も子どもの頃は紅白を見ていた。好きなアーティストがテレビに出ていると素朴に嬉しかったし、普段は縁のない演歌歌手のステージを見るのも面白かった。

ただ年を重ねるにつれ、幕間の余興を見るのが辛くなってきたので、最近は全く見ていない。ノンストップでアーティストのステージをやってくれるなら見るのになと思う。流行りの曲を知らないというのは紅白を見ないこととは関係がない。

紅白を見ないで何をしているかと言うと、いつもEテレの「第九」演奏会を見ている。まあやっぱり年末は「第九」(ベートーヴェンの交響曲第9番ニ短調 作品125)だよね。「第九」の後もクラシック音楽のハイライト番組をやっているのでそれを続けて見る。年が明ければウィーン・フィルのニューイヤーコンサートだ。

 

紅白歌合戦は長い間とても重要な役目を担ってきたと思う。今年の芸能界の騒動は紅白歌合戦にも著しく影響するだろうし(※この文は昼に書いています)、それ以前に「紅白歌合戦」という形式はもはやこの時代に相応しいとも思えないし(男女が対等でなかった時代は極めて重要な役割を果たしたと思うけれども、幸福なことにその役目はもう終えられたと思う)、紅白はいよいよ在り方の転換を迫られているような気はするのだが、ともあれ「みんなで歌って年を越していこう」というイベントは今後も必要なんじゃないかと思っている。

みんなで気持ちを分かち合おうとするのならば、やはり歌でなければいけないと思う。自分自身は歌わなくても、みんなが歌っているのを見るというのがよいのだ。第九も合唱付きだから年末に相応しい。

少し前まで、酔っぱらいの集団が肩を組んで何かを叫ぶように歌っているみたいな光景が割とよくあったような気がするが、今はどうなのだろう。自然と歌いたくなるというのは変わらずにあるものだろうか。それともいつの間にか消え去りつつあるだろうか。新型コロナで封印されてしまったかもしれない。もしもそれを失ったならば、人間が人間として生きてきた何万年かの魂を失ってしまうのじゃないかと私は思っている。

2023/12/31

2023年についての感想

人を物か玩具かゴミと思っている権力者はどうしようもない。

2023/12/30

よくわかるNoratetsu Lab(2023年版)10月~12月

2023/12/30

よくわかるNoratetsu Lab(2023年版)9月~10月

2023/12/30

曜変天目の再現度

「美の壺」の茶碗の回を見た。

その中で曜変天目の再現に挑む人の話があった。

父親がそれに打ち込み、かなり近づいたにもかかわらず、資料をほとんど残さずに亡くなってしまった。息子は父親の姿に最初は反発していたようだが、やはり曜変天目の再現に挑む人生に。

折角迫りながらも肝心の記録を残さなかったということに、心の中で「馬鹿!!!!!」と叫んでしまった(色々そっちのけでやっていたのにそれはあんまりだろう)。後を継いだ息子の涙ぐましい努力の何割かは、しなくていい努力だったのではないかと思ってしまう。研究するならやはり記録は残さなければ駄目だ。

なおこの方の対談記事はこちら。(「美の壺」とは関係ない記事)

曜変天目が生み出された中国の建窯に幾度も通って学んだとか。

ある時、砕かれた蛍石の存在に気がつく。普通は絶対に使わないものらしい。しかしタイミングを見計らって窯に投入することで、蛍石はガスとなって釉薬と反応し、特異な光彩が生まれるとのこと。

そうして作られた茶碗は、かなり曜変天目に近づいていて驚いた。あともう少しという感じだ。

もう少しだけど、ここからが長いのかも知れない。そして失敗作の山を見ると、なんというか、人間の営みの罪深さを思ってしまう。陶芸の世界の人々はみんな戦っていることなのだろうけど。

 

関連:曜変天目ぬいぐるみ

2023/12/29

今年の情報整理・書き物振り返り

今年一年の振り返りです。詳しくは自分のブログに記事を書いたので2023年の振り返り、ここではその中から重要度が高いものをランキングにしてみたいと思います。「のらてつ」という名前でやっていること(=情報整理・書き物・プログラミング)に関わる事物のTOP5です。

2023/12/29

2023年の振り返り

 今年も残り僅かとなったので、一年の振り返りをしておきたいと思います。

2023/12/29

よくわかるNoratetsu Lab(2023年版)4月~8月

2023/12/29

文体の迷走

今年自分が書いた記事を読み直していて、文体の迷走が非常に気になった。

単に敬体だったり常体だったりするという話ではない(それは場や内容に応じて変えているだけ)。そうではなく、言葉を並べる順番が安定していない感じがある。

実のところこれは結構前から自覚があることだ。わかりやすく言うと、一文の長さが時期によってまちまちになってしまっている。短くすぱすぱ行こうとする時期もあれば、もったりと長く書こうとしてしまう時期もある。

他の人の文を読んでそういう揺れが生じていることを感じることはないが、他の人達は実際のところどうなのだろう。

 

で、今年はもったり型の文ばかりになってしまった。特にトンネルChannelに書いていた文章はそれが酷い。一文の頭で想像し始める内容と、句点に至った時にそこに現れている内容とが一致していない。読み手の頭に浮かぶであろうイメージをうまく想定できていなかった。端的に言って悪文だと思う。

基本的には「放っておくともったり書いてしまう」と思っておいた方がよいのだろう。すぱすぱ書いている時というのは別にそれに気をつけてやれているからすぱすぱいっているわけではないのだが、とにかくもったり型文章に陥ることは防がなくてはならない。

 

自分の文章が「どう伝わるか」も重要だが、それに囚われると修飾過多になる。それより、読み手が豊かになるかを考える必要がある。

管理人

アイコン画像

のらてつ Noratetsu

キーワード

このブログを検索

検索

ブログ アーカイブ

2024
2023
2022
2021