用語集の更新をしようと思って自分の記事を遡って読み返していて、昨年末に「今年のはじめにやっていた月間振り返りを来年もやっていこう」という旨を書いていたのを見つけ、見事に忘却していたことに気づいた。
忘れることはないと思っていたことだったので、すっかり忘れ去っていたことにちょっとした衝撃を受けた。月が替わる時に思い出さなかったことにびっくり。
もう二月も下旬なので二ヶ月分まとめてやるかと思ったけれど、せっかく細かく記録もつけているし一月分は一月分でやろうと思う。以下「今月」は一月のことを指す。
今年は振り返るポイントをわかりやすくして定点観測として意味のある形式でやっていこうと思う。
今月の投稿
苦手なことはどこに整理したらいい?(トンネルChannel)
苦手要素への対処自体をプロジェクト化しない/ライフ・アウトラインの拡張(トンネルChannel)
Capacitiesとライフ・アウトラインの話がほとんどだったが、その他のものも含めて全体的にいずれも自分にとって重要な点を含んだ内容になったように思う。
今月の情報整理
今月の大きい変化は、ライフ・アウトラインの改革、四つのエッセンシャル・アウトラインの整頓と整備を進めたことだ。これによって日々発生する情報の居場所がより明確になり、どこに記録するのだったかを自分の記憶力に頼って探すみたいなこともほぼなくなった。
その他にも細かい整理をあれこれ進めた。後回しになっていたGmailのアーカイブ整理をしたり、ブラウザのブックマーク類の整理方法を変えて簡単にしたり、久々にFeedlyを整えたり、このサイトの用語集のデータ管理をCosenseからObsidianに変えたり。
ずっとちょっともやもやしていたもの、の類をガンガン整理整頓し、それも表面上スッキリするためにとりあえず片付けるという形ではなく、多分この先もこれで納得していられるだろうと思える形に収めていっている。その場しのぎでやるとその場しのぎであることを自分でわかっているから後で結局もやもやするのだが、今の感じだとおそらくそうならずに済むだろうと思う。
今月のプログラミング
今月はDynalist APIの活用の幅を広げるようなアイデアをいくつか思いついた月だった。
半端に言及するのも微妙なのでそのうち記事を書くが、まずブックマーク管理に使うようになった。Dynalistにぺたぺたリンクを貼り、そのデータをAPIで取得して必要な分を加工してDeno DeployでデプロイしたHTMLで表示するようにした。Dynalist上ではそんなに綺麗にわかりやすく整える必要がなく、大量のブックマークを雑に収集・管理できるようになった。
また、DynalistのChrome拡張機能として公開されているもののように、開いているページの情報をDynalistに送信する機能を自作のChrome拡張機能に組み込んだ。Markdown形式のリンクを送信できるほか、記事の本文部分をMarkdown書式で取得してノート欄に貼りつける形で送信可能にした。記事のクリップはこれで済むようになった。(つい先日感動したObsidian Web Clipperは早くもお役御免になってしまった。)
あとは用語集のデータの拠点をCosenseからObsidianに移すにあたり、CosenseのJSONからmdファイルに変換するコード、mdファイルからサイト用のJSONに変換するコードがそれぞれ必要になったのでそれを書いた。その程度のコードはあまり苦労なく書けるようになったので移転は簡単に済んだ。
今月のノートフロー
情報の居場所のイメージは四つのエッセンシャル・アウトラインと四つのエリアにまとめられるが、具体的なツールを基準に整理するとこんな感じ。
Capacities
タスク、プロジェクト、日誌
好きなもの、思い出
知識類全般
Dynalist
執筆拠点
人間・社会についての考え事
Webクリップ
SoulLinkMap
読書メモ
(追加ペースは既に鈍っているがまだ移転はしていない)
Obsidian
Noratetsu Houseの用語集データ管理
(✕Webクリップは廃止)
B5Wリングノート
- 単発の調べ物類
A5綴じノート
- 雑記帳
バイブルサイズ6穴システム手帳
- 参照用
今年の目標の進捗と再検討
今年の目標とそれぞれの状況はこんな感じ。
デジタルデータおよび紙類の整理
今月は紙類の整理はやっていないがデジタルデータはかなり整理が進んだ。
まだ途中なので引き続きやっていく。
二度手間撲滅
本当にその場所でその手順でやることにしていいのか、ということをかなり綿密に考えるようになったと思う。
意識する習慣が付き始めたかなというくらいの段階なので引き続きやっていく。
概念やシステムの明確化と各媒体に合った発表
ライフ・アウトラインの自分用構造改革およびエッセンシャル・アウトラインの整備は大きな一歩。
他にも明確にしたいものがある。また、発表は翌月以降。
どうでもよいことはどうでもよいとする
- ある程度心がけられたような気はする。しかしまだ「重要ではない他者の適当な言葉」を引きずることがなくはないので、これからも念じ続ける必要がある。
いずれも前進したと思う。目標に変更はなし。そのまま続けていく。