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脳の覚醒と音楽

ADHDの症状がある若者はそうでない若者と音楽を聴く習慣が異なるという研究結果 - GIGAZINE

ADHD症状があった被験者は、学習課題中に音楽を聴く頻度が高かっただけでなく、認知能力の要求度が高い活動と低い活動の両方において、刺激的な音楽を好んでいたのです。対照的に、神経学的に正常な被験者は、認知的に負荷の高い活動中にはリラックスできる音楽を好む傾向があり、それほど負荷の高くない作業中には刺激的な音楽を好む傾向がありました

診断は受けていないものの多分ADHD傾向が強いのだが、確かに学生の頃は四六時中音楽を聞いていた。アップテンポな曲が圧倒的に多い。
リラックスできる音楽を聞いていたいという気分になったことがあまりない気がする。全く聞かないというのではないし興味がないわけでもないが、どんなタイミングでもアップテンポな曲な方がいいと感じている。ゆったりした曲はむしろBGMではなく聴こうと思って聴くものという位置づけ。
文章を書く時は、歌詞があると口ずさんでしまって言葉が混線するので歌を聞くのは避けていたけれど、BGMはあった方がいいと感じて特定のインストゥルメンタルの音楽をかけていた。リズムに乗りたくなるようなタイプのものだ。その曲が書くことのスイッチになっていた。

しかしその習慣が途中で途絶えてしまった。というのは、家で介護のサポートをしているような時期があり、その間些細な物音も聴き逃がせないために全く音楽をかけられなかったからだ。
それこそ「リラックスできる曲」の類ならかけていても物音の察知に影響はなかっただろうが、私が聞きたいのはガチャガチャしたタイプの曲だったし、そういう曲を聞いているということは私の中で「何かに集中しようとしている」ということを意味していたから、他の音を脳がブロックしてしまうのだ。
介護は終わったが、音楽の習慣は戻っていない。今は音楽がなんとなく邪魔に感じてしまうことが多い。「必要なくなった」わけではなく、その分だけ集中のスイッチを入れにくくなっていると思う。

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