三種類あると思う。
①読んで感じる勢い
読者を引っ張る、あるいは振り回す力
読み手が想定する自然なベクトルとは異なる方向・量・速度で意味と意味が繋がれ、且つ読み手がそのことに対して不快感を抱かない状態
②書く時に乗る勢い
書き手の背中を押す力
ほとんど全ての文が新たな意味を持っている状態
③制御できてなさの比喩(「勢い余った」の勢い)
A: 従来の「勢い余った」状態
自分の中の偏見や諸々の軽率さを制御できない書き手の迂闊さ
程度が好ましい範囲から逸脱している
B: ②の「勢い」が余った状態
意味を新たに生み出し過ぎている状態
意味が多すぎて本筋が曖昧になっている
記事
- 勢いを感じる/勢いに乗る/勢いが余る - by のらてつ @Foam_Crab