Noratetsu Lab

動じないために。

2025/05/30

睡眠の質が悪いかもしれない

最近、昼(14時頃)も夜(22時頃)も眠い。朝は早くに目が覚めるが、その時間に起きてしまうのは都合が良くないので浅い眠りで覚醒を繰り返しながらずるずる睡眠を引き延ばして所定の時間に起きている。
目を覚ましてしまうまでの間の睡眠の質はわからないが、そのタイミングだと絶対的に睡眠時間が足りない。しかしそこから所定の時間までのぼんやりした睡眠が睡眠時間として意味をなしていない感もある。その分が昼や夜の眠気を呼んでいる気がする。
早起きは得意でないたちだったが、近年は「早く目が覚めてしまう」ということが生活リズムを乱すようになった。遅くまで起きていても早く目が覚めてしまう。もういっそ朝型にクラスチェンジしてしまった方がいいだろうか。

2025/05/29

ムネアカオオアリの女王

外で体長2センチ近い巨大なアリを見かけてぎょっとした。そのサイズになるのはクロオオアリの女王かムネアカオオアリの女王だけど、腰のあたりが赤みがかっていたのでムネアカオオアリだろう。
しかしムネアカオオアリは市街地に出てくるようなアリではないし、なんでこんなところにいたのか。都会ではないが山が近いわけでもない。働きアリも見たことがないような気がする。クロオオアリの方は時々見る。
でも明らかに赤かったからクロオオアリではないと思う。結婚飛行で遠くまで来てしまったのか、案外近くにこれが生まれたコロニーがあったのか。
クロオオアリやムネアカオオアリの女王は寿命が二十年もあるらしい。この新女王はこれから二十年生きるのだろうか。人工物の上をおろおろした感じで歩き回っていたが、どこかに落ち着いて頑張って生きてほしい。

2025/05/19

開かずの金庫を振動で解錠する

何ヶ月も前に見た番組だったが、開かないままになっている金庫をプロが行って苦労しながら解錠するコーナーがあった(その手の番組は何種類かあるが所さんが出ていたやつだった気がする)
いつもはダイヤルを回してみた時に手に伝わる感触を頼りに地道に番号を解読していくという手順なのだが、開かずの金庫というのは大抵非常に古いから、金庫自体の調子が悪いということが時々ある。
そんな時の秘密道具として、なんと電動マッサージ器を持ち出してきたことがあった。大人ならなんでかみんな知っているタイプの、手に持って使うやつである。金庫に当てて振動で中の歯車を動かす……のだったか、衝撃が大きすぎて何がどうなるんだったか忘れてしまった。
開かずの金庫解錠の番組はそれなりの回数見たが、振動でどうこうというのはその一回しか見ていないので、どれだけメジャーで有効なのかはわからない。もちろん金庫の状態がそうなること自体が限られているだろうから、そもそも稀にしか必要が生じない工夫かもしれない。そんなやり方もあるのかと思った。

2025/05/17

文と文章とレトリック

ここのところ、年がかなり上と思われる人たち(作家ではない)の文章を立て続けに読んだ。
そこで思ったのだけど、これは自分の親もそうなのだが、一文一文は丁寧できちんとした言葉遣いであるものの、文と文の間の繋がりが曖昧で日記のようにぶつ切りの記述が続いているというパターンが少なくない。
生きた年数分だけ言葉自体は豊かになっているが、レトリックを用いるという発想がないままなのだと思う。そして言葉が丁寧であるがゆえに意味の強弱が感じられず、本人にとってどこが肝心なのか読み手にわからない。
もしかしたら実際にどこが肝心なのか曖昧なまま書いているのかもしれない。関連するものがいろいろあり、それらをくっつけた全体に意味を見出していることも考えられる。世界を構成するものをひとつひとつ描写しているようなものだ。
しかしそれを楽しんで読めるほどには一文一文が濃い意味を持ってはいない。やはり思うままに漫然と書くより、何かを「利かせる」ことを狙って書いた方が書いた意義があるものになるだろう。

2025/05/16

Capacitiesの新エクスポートのバグ

Capacitiesは今月10日のアップデートでエクスポート機能を刷新した。
以前はエクスポートを依頼してしばらく経つとメールでダウンロードリンクが送られてくる形だったが、今回のアップデートにより直接ダウンロードできるようになった。
また、デスクトップアプリ版だと無料ユーザーでも定期的な自動バックアップができるようになった。それはとても良い話。
一方で、現時点ではとてつもないバグがある。ファイル名の扱いが変わったようでASCII文字以外の文字がファイル名に全く反映されない。例えば「第1回○○会議」というタイトルだったとすれば「1.md」になる。複数あると「1.md (1)」「1.md (2)」というふうになる。そしてASCII文字を一文字も含まないファイル名の場合はエクスポート自体されない。
これは日本語だけの問題ではなく、ヨーロッパの文字も例外ではない。ドイツの開発チームだがドイツ語のウムラウト付き文字なども無視される。
これについてキリル文字ユーザーの人がバグ報告しているので、投票すると確実に届くだろう。
Export Issues: Cyrillic names ignored, broken filenames and metadata inconsistencies

たまたま大規模な整理をしてエクスポートしておきたいタイミングでこれに直面したのでかなり萎えた。ただでさえこちらの愛とは裏腹に向こうの対応は冷ややかでもやもやしているのに。
https://capacities.io/feedback/p/japanese-support
ちなみにこれを見る限り日本語サポートへの道程は長そう。まあ、こっちが勝手に西洋製アプリケーションを見つけて使っているだけのことだし、お前らのために作ってねーんだわと言われたらそれまで。
全文検索がCJKで効かなかった問題が解決したのも、多分全然対応するつもりはなくてシステム変えたらたまたま直っただけのことだと思うので、その点でCapacitiesに対して信用というものはあまりない。

2025/05/15

茶の間記事は夜には書けない

ある時から茶の間記事の更新が難しくなり、ネタだけが溜まっていく状態になっているのだが(つまりネタ切れではない)、更新に取りかかれない根本原因がよくわかっていなかった。なぜ前はすいすい1記事/1日のペースで書けていたのかが今となってはわからないという感じでいた。
とりあえず「茶の間記事を更新する」ということ自体を忘れていることが多かったので、CapacitiesのDaily Noteのテンプレートに「茶の間へGO」と書いておくことにした。確かに思い出せるようになった。
思い出せるようにはなったが、しかし更新できなかった。この「茶の間へGO」は、「夜やること」の欄に書いていた。茶の間記事は書いても書かなくてもいいものなので、一日の終りに余力があったらやることにしようという位置づけにしていたからだ。
で、夜に「茶の間へGO」という文言を見て、「さあ書くぞ」とはならなかった。そんなに疲れていなくとも、なんだかすごく無理な感じがした。「その種の文は書けない」と感じた。
他の文なら書けるが、その種の文は書けない。「その種」とはなんなのか。茶の間に書いているのは、自分が面白いと思ったもの、自分の思い出になっているものである。それぞれはなんということのない、しょうもない感じの文だし、いつでもさらっと書けそうな感じがする。しかし、自分の感性を言葉にするということは、思いのほか大変なことで、限られたタイミングでしかできないようだ。
自分の感性に基づいて何かを表現するというのは、できる時には何の苦労もないかのようにできる。自分の頭の中に浮かんだイメージをただ描写すればいいからだ。しかしできない時には全くできない。描写するべきイメージが浮かんできてくれないのだ。
ではその「限られたタイミング」というのはいつか。単純に言うと朝だ。最近よく言われる言い回しで言えば「認知資源」が十分にある時ということになるが、認知資源とはおそらく違う種類のエネルギーの問題である。認知資源の減りよりもこのエネルギーの減りは急速で、まだ頭を使う余裕があっても自分の感性の話をする力は残っていないということになる。
そんなわけで、なるべく朝に時間を取って茶の間記事を書き、一日の勢いをつける取っ掛かりにしたいと思う。

2025/04/25

自作ツール・旧サイトのサンプルを整備

トップの「玄関」ページに昔作ったツールやサイトのサンプルへのリンクを貼りました。
パッと見では正しく動いてそうだけどちゃんと動作確認はしていない。
今となっては初心者も初心者の頃に作ったものたちなのでかなり心もとない感じだけど思い出として置いておくことにした。
自作ツールはもうちょっとまともなのが他にもいくつもあるので、それも公開できたらいいとは思うものの、なかなか手が回らないでいる。

2025/04/24

例の猫ではない猫

ここ数年家の周りによく来る猫がいたので、Capacitiesのデイリーノートに「例の猫が来た」という感じでタグリンクをつけて書いていたのだが、最近は違う猫が何種類か来て、「例の猫ではないサバトラ猫が来た」みたいに書いている。
春になって最初に見た「例の猫」らしき猫は、似ていたけどちょっと柄が違った気がして、もしかしたら娘とかかもしれない。去年「例の猫」は少なくとも二匹の仔猫を連れ歩いていた。
もう「例の猫」は来ないのかもしれないけど、多分「例の猫ではない猫」と書き続ける気がする。

2025/04/21

Dynalistの通信量問題

ここ最近頭を悩ませていた問題。PC・Androidアプリともに通信量が目立って増えていて、大容量の通信をしている自覚がなかったので原因を突き止めるのに時間がかかった。
DynalistのAndroidアプリがあからさまに多過ぎる通信をしていて、アウトライナーでそれはないだろうと思っておそらく原因はDynalistだというところまではわかったのだが、それ以上を詰める知恵がなくてしばらく悩んでいた。Androidアプリは動作も重いし、全体のノード数が明らかに多かったのでそれはとりあえず一因だろうと思ったのだが、それを解消してもまだ通信が多いので不思議に思っていた。
で、ふとPCのブラウザのデベロッパーツールでネットワークタブを見たらいいんじゃんと気がつき(どうして最初から思い至らなかったのか)、チェックしたところ、ロードした時点で大量の画像ファイルを一気に読み込んでいることがわかった。PCとAndroidアプリの両方で通信量が増えていた理由がこれで判明した。
更に、ブラウザの方では自作のChrome拡張機能のsetInterval処理の一部が、重複しないように設定していたものの予想以上に通信していたので余計に通信量が嵩んでいた。

setInterval処理の方は設計が良くなかったというだけなので対処できる問題だが、画像読み込みについてはDynalist側の問題なので多分どうしようもない。
画像をGyazoにアップロードしてそのリンクをDynalistに貼って画像を管理するということをやっていたので、それがまずいとなると別の方法を考えなくてはならない。
起きていた問題の原因は明らかになったが、まだ頭を悩ませている。

2025/03/21

営業妨害

営業妨害という言葉がある。
真面目な文脈では、実際に相手の営業を妨げて損失を与えるような場合に言われる。
人気商売の人々の戯れでは、ワルっぽいキャラで売っている人について「本当はいい子」「実はすごく真面目」みたいな人間性の良さを暴露することを、冗談めかして「営業妨害だ!」と言うことがしばしばある。
基本的に「商売」の文脈で使われる言葉だから、書き物の世界ではあまり聞かない言葉のように思う。営業というのは一応営利目的の事業や売り込みのことだから、商業作家以外の書き物を営業と言うのは馴染まないということはある。しかし最終的にいくらかの利益を得ることに繋がるかもしれないなら書き物も広義の営業と言って良い気がする。そしてそれを邪魔する行為は巷に溢れている。この場合は本当に妨げる方の営業妨害。
誤解した状態で論じることで、元の文を書いた人が恰もそういう文を書いたかのように見せかける、というのは、意図的であれ意図しないものであれ営業妨害だろう。元の文章を読みに行かないで難癖だけ読んで鵜呑みにする人もいるし、読みに行ったとしても「この文はおかしいらしい」という前提を持っていれば伝わるものも伝わらない。
これは「ネガティブな評価は営業妨害である」という話ではない。批判はあって然るべき。でも曲解を吹聴するのは批判とは言えない。建設的な理由が何も無くただ印象を悪くするようなことは単なる営業妨害でしかないように思う。

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