Noratetsu Lab

動じないために。

2024年12月

2025/01/01

ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート

毎年元日はウィーン・フィルのニューイヤーコンサートを見ている。

今年の指揮はリッカルド・ムーティ。

今回は初めて女性作曲家の曲目が演奏されたことが話題だ。コンスタンツェ・ガイガー(Constanze Geiger)の《フェルディナント・ワルツ》。

あとバレエもいつもと趣が違ったように思う。解説などを全然見ていないので個人の感想だが、ひょっとするとものすごく劇的なことだったのではないかと思った。

ヨハン・シュトラウス2世の《加速度ワルツ》の方は、恋愛風の雰囲気ではあったのだが一体どういう関係性ということになっているのか全くわからない。衣装も不思議。男女三人で踊る場面や男性が男性をリフトする場面が印象的だった。滑稽味があって面白かった。

ヨーゼフ・シュトラウスのワルツ《トランスアクツィオン》の方ではウィーン産業技術博物館の機関車の前で、かなり前衛的な黒い衣装で行われた。踊りは機関車の動きを表していて、そういう人工的な無機物を表した演目は珍しいのではないかと思った。

 

毎年見てはいるものの、特に詳しいわけではない。よくわからないながらも、やっぱりラデツキー行進曲を聞かないことには一年が始まらないな、などと思っている。儀式のようなものだ。

そういえばMCは林田理沙アナだったが、さすが芸大音楽学部出で造詣が深いということなのか、曲後のコメントにかなり気合が入っていた。せっかく時間と金をかけて学んだわけだし、専門分野が活かせるのは良いことだ。

ゲストは夏木マリで、リッカルド・ムーティの大ファンということで愛溢れるコメントがとても良かった。

2024/12/31

2024年の振り返り

 今年も今日で最後、ということで一年の振り返りをしておこうと思います。

 他の振り返り系記事(クリック/タップで開きます)
2024/12/31

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー

大晦日はいつもならEテレで第九とクラシック名演奏を見て過ごすけれど、今年はスーパーマリオブラザーズの映画の地上波放送があったので21時まではそちらを見た。第九はちょうど合唱から見られた。

かなりの評判だったのを知っていたのであまり不安なく見始められた。冒頭はちょっとしんどい流れだったけど、まあ物語を作るとなればこうならざるを得ないんだろう。上手くいっていない人生が物語の中で輝かしいものになっていく、というのは定番中の定番だ。

異世界にワープしてからはずっと面白かった。ピーチ姫が強くて良かったし、クッパがそういうところを好いているというのも良い。ピアノで弾き語りし始めたのには笑った。クッパの所業は普通に酷いんだけどね!

ドンキーコングやマリオカートがストーリーの中に自然に組み込まれていたのには感心した。

マリオシリーズは64時代までしかやっていないからその後にできた設定がどこにどのくらい反映されていたのかはわからなかったけれど、昔やったきりの人間にも楽しめた。愉快な大晦日を過ごせて良かった。

2024/12/30

よくわかるNoratetsu House(2024年版)~後編~

2024/12/29

よくわかるNoratetsu House(2024年版)~前編~

 今年も一年間に投稿した記事から一部分をピックアップして振り返っていきたいと思います。どんなサイトかがわかるようにということを目的とした総集編です。

 去年までは投稿場所がBloggerでブログ名は「Noratetsu Lab」でしたが、今年は自分で作ったこの場に拠点を移したので今回は「よくわかるNoratetsu House」です。

2024/12/29

報道の日

報道の日2024|TBSテレビ

MCは膳場貴子、中田敦彦、井上貴博TBSアナウンサー。

一部だけだが見ていた。普通に暮らしていたら察しとることは難しいことが数多く語られていた。ここで軽率に要約するわけにはいかないような相当に踏み込んだことが多々あって、いや知らなかったな、と思うこと頻りだった。

中田敦彦の抜擢とその風貌にちょっと驚いた。個人的に彼をどう思うかは置いておくとして、YouTubeを主戦場とする有名人をテレビの報道番組に繋げることは今の時代には意義深いことに思えた。

2024/12/28

下半期の振り返り

 一年の振り返りを書こうと思って読み返していたら上半期の振り返りをしていたことに気がついたので、まずは一旦下半期の振り返りをしておこうと思う。

2024/12/27

『ライフハックの道具箱2024』にてCapacities紹介記事を書きました

 毎年の年末に倉下忠憲さんが発行なさっている『ライフハックの道具箱』の2024年版が発売されました。

 私も参加しております。「ネットワークファーミングツール」セクションのCapacitiesの項です。コンパクトにまとめるのに骨が折れましたが、気合を入れて書いたのでCapacitiesのことが気になっている方はお読みいただけたら嬉しいです。Kindle Unlimitedで読めます。

 私も他の方の記事はこれから読むところなので楽しみです。

2024/12/27

ケムシカジカ

ギョギョッとサカナ★スターで「ケムシカジカ」という魚のことをやっていた。

この魚、何から何まで奇天烈でびっくり。

  • アンコウのような皮弁でもじゃもじゃ

  • 更にヒドロチュウがもさもさくっつく

  • 歯が三列あり、飲み込み方がベルトコンベア風

  • 魚なのに交尾する(雌の生殖器に雄が精子をかける)

  • 魚なのに卵の孵化に三~四ヶ月かかる

  • イガイやフジツボの隙間に埋め込むように産卵する

見てから時間が経った状態で書いているのでいくらか忘れてしまった気がするが、とにかくヘンテコだ。

変かどうかというのはあくまで人間にとって馴染みがある姿・在り方と違うかどうかに過ぎないので勝手に変とか言うのも失礼な話だけど、どこをとってもいわゆるお魚像からは離れていて生態が紹介される度に「ええっ」と仰け反ってしまった。

個人的に、人間が勝手に「へんないきもの」「ざんねんないきもの」と呼んでいる種のいきものが好きなので、こういうのを見るとHPが回復する感じがある。変じゃないいきものも好きだよ(人間を除く)

2024/12/26

目次必要性の傾向を考える

情報整理のいろいろ - by 倉下忠憲@rashita2 - トンネルChannel

言及いただきありがとうございます。私の元記事の当該部分は少し自分の言いたいことに引き寄せすぎた書き方をしていてあまり適切ではなかった気がします。

 

つまり、特定の用途の”情報整理”においては目次はなくても成立する、ということです。逆に言えば、そうでない用途においては目次は必要だし、作れば活躍するということでもあります。

私もそう思います。同時に、その「用途」というのが、本の種類のようには自明ではないところに関心を持っています。

というのは、全く同じ種類の情報を、おおよそ同じ目的・用途のために扱っていたとしても、Aさんはこのツールで満足するけれどBさんは納得できないということが起こります。厳密に突き詰めていくと「やろうとしていることが違う」ということになるのだろうとは思いますが、一般的に「用途」という表現では区別されないレベルでの違いが個々人にあるように思います。

つまり情報の種類から客観的に決定できない領域がある、ということです。とはいえ「人それぞれだから何とも言えないよね」ということではなく、多くともいくつかのパターンで間に合う程度には類型化できるのではと感じているので、そのパターンを掴めたら面白いだろうと思っています。

 

掴んでいる感じ、掴めている感じ。そうした感覚の有無が、情報とのつき合い方に大きく関わってくる領域がある(そしてもちろんそうではない領域もある)

目次必要性を決めるのは「掴んでいる感じ」の実感を欲するかどうか。情報の種類が把握の必要性の有無をある程度は左右しますが、その度合いは個々人の性質によってグラデーションになるでしょう。

私は目次を作れないツールと仲良くなるのが難しいタイプですが(ということを確信したばかりです)、一方で目次が不要な領域ももちろんあります。しかしその領域というのはやはり狭い方なのでしょう。全体的に「掴んでいる感じ」を欲しています。他方、大半の領域を目次的な仕組み無しで扱っている人がいることも知っています。

そう考えると、用途別ということに加えて例えば「掴みたさ」の強度を基準に強・中・弱くらいに分けてそれぞれ適当なツールをピックアップしてみるというような試みもありかもしれません。傾向で語ることはツールの正確な理解には必ずしも貢献しませんが、しかし無意味なことでもないと思っています。

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