2021/06/30
発想を文脈から解放するには④~余談~
④の「よん」と余談の「よ」がちょっと掛かっているかな、と思ったけどそうでもなかった。
さて、「発想を文脈から解放するには」という一連の話としてはとりあえず①の「元の文脈を保存する」、②③の「転用し得るフレーズを作る」というふたつの結論で完結しているのだが、余談があるのでついでに書いておきたい。
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動じないために。
④の「よん」と余談の「よ」がちょっと掛かっているかな、と思ったけどそうでもなかった。
さて、「発想を文脈から解放するには」という一連の話としてはとりあえず①の「元の文脈を保存する」、②③の「転用し得るフレーズを作る」というふたつの結論で完結しているのだが、余談があるのでついでに書いておきたい。
今回は、アイデアを元の文脈から切り離して別の文脈で活用するために必要な具体的な手順を考えてみる。
やることとしては、前回まとめたように「条件」+「現象または結論」という形にすることを目指していく。
叩き台は、この一連の記事冒頭で作った「始まった状態で始める」というフレーズである。
アイデアを元の文脈から切り離して別の文脈で活用するために必要な条件とは何か。
前回、そのひとつとして「元の文脈をきちんと保存すること」について書き、そのふたつめは「転用し得るフレーズを作ること」であるというところまで書いた。
ブログを書く上での地味な悩みとして、「導入をどうするか」というものがあり、ぬるっと入っていくうまい書き出しが思いつかなくてしばしばエンジンがかからず仕舞いになる。一ヶ月半ほどの空白ができた理由のひとつでもあるのだが、しばらく考えて今しがた出した結論は、「導入などない」である。
ということで、今回は「発想を、元の文脈から離れて使う」はどのような条件で可能になりそうかということを考えていく。より抽象的に言えば、文脈と連想についての思惟である。