Noratetsu Lab

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茶の間茶の間茶の間~

「おさかな天国」という曲がある。日本に住んでいて知らない人はいないんじゃないかと思う恐るべき大衆ソングである。
全国漁業協同組合連合会のキャンペーンソングとして作られたものということで、全国のスーパーでかかっていたしテレビでも魚の話をする時にかけられることが多かったのでまあ誰でも聞いたことはあるに違いない。
でもただ聞いたことがあるだけでは誰もが知る歌ということにはならない。メロディー、歌詞、歌声のインパクトで一回聞いただけでもう覚えてしまうような曲なのがすごい。そしてそれをあっちこっちで繰り返し繰り返し聞くものだからもう頭から離れない。魚を買おうと思ったというだけで反射的に口から「さかなさかなさかな~」と出てくる始末である。

で、それとは全く関係ない話だけども、私はSNSとの付き合い方がうまくないので前から困っている。というのは、「短文をすぐさまポストできる」という形式により、自分が考えたことをしばしば垂れ流しにしてしまう悪癖がある。
このことについては言葉の経済効率でも書いたばかりだし、私という不思議な生き物を観察することについての諸々など何度も書いている。
考えの垂れ流しというのはシンプルに迷惑になり得る(知り合いが何か書いていたら読んでしまうものであって、すなわち時間泥棒になる)し、短文ゆえに自分がフォーカスしているもののエッセンスだけを喋ることになるから、どういう文脈で、何"ではない"話なのかというのが読み手に見えにくく、不親切な表現になってしまう。その結果誤解が生まれることもあるし、考えの垂れ流しはコミュニケーションではないから、他の人の考えと相乗効果を生めないこともある。
SNSでも投稿は投稿なのだから、「この文章を人のいるところに投稿するぞ」という意識を持ち、そして他の人の投稿と反応を起こし合うことを楽しむ態度を作った方がいい。

一人で考えたい時は一人で考えられる場所で考えるべきで、そしてまとまってから公開するという流れを守る必要がある。
で、私はこのサイト、こののらてつの茶の間という場所をわざわざ作っているのであり、何ポストにもわたって連投するような規模なら本体の記事か茶の間記事かにきちんとまとめて投稿すべきなのだ。
そうわかっていてそのように出来ていないのは、思考垂れ流しモードになっている時にそのことを思い出せないか、思い出しても脇に置かれているから。

ということで「おさかな天国」の出番である。Blueskyを開いて何かを言いたくなったら、「茶の間茶の間茶の間~茶の間~が~ある~でしょ~」と頭の中で口ずさむことにする。つまり、望ましくない行為を引き止めるトリガーを、「軽率に投稿しない」という心がけから、「歌を歌う」という行動に変えるということだ。
もちろんそうすることを忘れてしまうだろうけども、100%「意志の力」の問題であったのが単純に「歌うということを覚えているかどうか」の問題になれば心持ちが随分変わると思う。

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