Noratetsu Lab

動じないために。

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のらてつ2023

2023年にのらてつとしてやろうと思っていること。

  • ツールの自作について連載
    • 作ってきたツールの公開
    • ReactとCordovaの習得(とその過程の公開)

今のところプログラミングに偏っているけど何かあれば追加する。


振り返り

  • 上記の3点についてはいずれも達成しなかった
    • スタートはしたけど反省が見えてきて中断
  • それ以外に色々とやった

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2023/12/29

今年の情報整理・書き物振り返り

今年一年の振り返りです。詳しくは自分のブログに記事を書いたので2023年の振り返り、ここではその中から重要度が高いものをランキングにしてみたいと思います。「のらてつ」という名前でやっていること(=情報整理・書き物・プログラミング)に関わる事物のTOP5です。

2023/12/29

2023年の振り返り

 今年も残り僅かとなったので、一年の振り返りをしておきたいと思います。


 まず2023年をどうしようと思ってスタートしていたか。

 2022年の振り返りとしては、プログラミングで生活の彩りが豊かになったことと、ブログ記事は増えたが語り口が守りに入っていたという反省があった。そして一年通してプログラミングに相当な時間を費やしたことを踏まえて、2023年は自分の体験記を書こうと意気込んでいた。
 2023年に「のらてつ」としてやろうとしたことは以下の三点。

  1. ツールの自作について連載
  2. 作ってきたツールの公開
  3. ReactとCordovaの習得(とその過程の公開)

 連載とツールの公開は、最初は頑張っていたが色々反省があって中断している。ReactとCordovaについては、近いうち必要になるだろうと当時は思ったものの、その後それほど必要性を感じなかったので取り組まなかった。Reactは基本的なことは勉強したのだが、実際にコーディングに取り入れてはいない状態。

 とりあえずの予定として年始に掲げたものはそんな感じになっているが、しかし全然何もできていなかったわけではない。
 上半期については7月にトンネルChannelにて振り返り記事を書いた。

 要素としては以下の六つ。

  1. Scrapboxをブログのガイドにしてみた
  2. 長期連載風のことを始めてみた
  3. DynalistをChrome拡張機能で便利にしてみた
  4. ひとり掲示板を始めてみた
  5. のらてつの着ぐるみを脱いで浦島太郎になっていた
  6. 最強のノートツールを作った

 二番目の「長期連載風のこと」というのは年始の予定に書いた「ツールの自作について連載」のことなので置いておくが、その他に変化が五点ある。
 ブログのガイド(「用語集」と呼んでいる)を設けたのは良いアイデアだったと思う。ひとり掲示板は結局フェードアウト気味だが、失敗だったと感じているわけではなく、いつでも気が向いた時に使う気でいる。
 Chrome拡張機能を気楽に使えるようになったのも大きい。文字数カウントがないなら作ればいいじゃない。
 あと「浦島太郎」と書いているが、GWあたりから充電期間のようなものが挟まって、それ以前と以後で随分気分が変わった。自分の中に生じていた錆が取れたような感じがある。

 下半期についても振り返ってみる。ブログ記事を見てみればどうしていたのか分かるので振り返りが簡単。

  1. Denoを使い始めた
  2. Dynalistのカスタマイズと再発見
  3. 個人サイトを公開した
  4. 「茶の間」が軌道に乗る
  5. 年間で100記事投稿を達成した(うち41記事が上半期分)
  6. Scrapboxの再活用
  7. のらてつのコード帖の整備
  8. アナログノート風デジタルノートツールを作った

 Denoを使うようになったことは非常に大きな変化だった。Node.jsはどうも複雑に感じて、ライブラリを使うのもいちいち億劫だった。全然楽しくない。Denoはものすごく洗練されていて色々なことを気軽に試せる。サーバーサイドのプログラムをとても書きやすくなり、そのおかげで実現できたことがいくつもある。
 Dynalistの使い方も劇的に変化した。詳しくは記事8本書いたのでここでは繰り返さないが、それまでと今とで全く違うツールかのように使っている。
 個人サイトはずっと作りたいと思っていたのだが、何をどうしたらいいか決めかねて作れないでいた。そこにDynalistAPIの活用のアイデアが加わったことでついに形になった(Noratetsu House)。各所への投稿をまとめる場を作ったのも重要なことだが、「茶の間」が機能するようになったことの方が自分の中で意義が大きいかも知れない。
 「茶の間」はかなり前から構想していたもので、要するに「なんてことないことを書く場所」なのだが、ちょうど良い場と簡単な更新方法の両方を満たす環境をなかなか見出だせなかった。DynalistAPIとDenoによって更新が非常に簡単になったことで、ようやく「書く内容」と「手間」が見合った形に至った。
 こんな感じでプログラミング関連での前進が目立つが、今年はブログ記事を沢山書いた年でもあった。一昨年は43本、去年は63本で、今年は100本超。先日書いたように反省も多く[^1]、記事の内容に満足できているわけではないが、以前まであった枷のようなものはなくなったような気がしている。あとは上手く書くことを目指すばかりだ(それが大変)

 ここからは12月に入ってからのこと。
 ちゃんと記事にしていないのでほぼ初出の話になるが、UserScriptを作ってScrapboxを使いやすくした。個別ページのページメニューから、APIで他のページを色々リストにして確認できるようにしている。ページ一覧に戻る必要がない。あと簡易的にエイリアスっぽいことをできるようにした(そのうち記事を書く)。これによって自分の中でもう一歩と思っていたところを解消し、Scrapboxがより使いやすくなった。
 また、公開プロジェクトのひとつを整備し直した。プログラミングについての半端なメモ置き場になっていたのを、自分が書いたコードを置いておく場にした(のらてつのコード帖)。折角色々書いていても公開方法を決めかねて公開できていなかったので、それが解決したのはだいぶ爽快感がある。
 最後に、つい数日前のことだが、過去一番面白いアプリケーション(当社比)を作った。大学ノートをそのまま再現してアナログゆえの制約を取り払ったようなノートツールだ。正直会心の出来だと思っている。触っていてとても面白いので、来年このノートツールの中身がどれほど豊かになるか楽しみだ。

 世の中はどこを向いても目も当てられない有り様な一年だったが、自分の中で情報整理に関して今ひとつ納得できていなかったようなところはかなりの部分解決して、珍しく爽やかな気分で年を越せそうだ。

ブログの書き方ド下手問題⑫~経緯を説明しようとし過ぎている~
ブログの書き方ド下手問題⑬~知らせたいことと言いたいことは分離する~
Noratetsu House: 文体の迷走

2023/07/25

上半期の振り返り

何ヶ月分か意図せずお題をスルーしてしまいましたが、今月の分について滑り込みで書いてみようと思います。「ノウハウに何を求めているのか」の方はたまたま昨日の投稿がカバーしたかなと思うので、今回は「上半期の振り返り」についてです。


情報管理や書き物に関する範囲で半年を振り返ってみようと思います。
色々と細かいことで変化があった半年だなと思います。大きなことではないけれどそれまで考えたことがなかったというような試行がいくつかありました。

Scrapboxをブログのガイドにしてみた

まず、自分のブログの補助としてScrapboxのプロジェクトを用意しました。
何度も繰り返し取り上げるような概念というのがありますが、普段記事を書く時というのはその概念の説明に終始することはなく、それに関して何かを語る形になっています。そうすると、その概念についてリンクしたいというような時に、過去記事へのリンクというのは適切ではない場合がよくあります。そういう時に自分がもやもやするのを防ぐために辞書的な場が欲しいと思い、Scrapboxを活用することにしました。
バリバリ使っているというわけではありませんが、悩むことがなくなったので気持ちの面では随分スッキリとしました。
将来的には、自分のサイトを自分で作り、wiki的な機能を組み込んで記事要素と辞書要素が滑らかに繋がるようにしてみたいと考えています。

長期連載風のことを始めてみた

次に、かなり大きなサイズのシリーズ記事を書き始めました(ノートテイキングアプリDIY体験記)。専門的な知見を含むわけでもなく、単にただの自分語りを「シリーズものにする」とわざわざ宣言して取り組んでいるだけのことですが、極度に飽きっぽい私としてはちょっとしたチャレンジです。他の何かにロングスパンで取り組むための練習という意味もあります。
このシリーズを書くにあたって、過去に自分が作ったツールを、挙動をおおよそそのままにしてエラーを潰し変なコードを書き直して公開する、という義務を自分に課しており、文章よりその作業のせいで進みが非常に悪いのですが、今のところモチベーションは全然衰えていません。
過去の自分の工夫を見直し、それをより良いコードで再現するにはどうしたらいいか、というようなことを考えるうちに、プログラミングについての理解も深まってきた気がします。オブジェクト指向という意味がようやく体感としてわかってきたところです。

DynalistをChrome拡張機能で便利にしてみた

また、このシリーズを書く上で、それまで単発記事に特化したツールを自分で作って書いていたのを改めて、Dynalistを執筆ツールとして活用するようになりました(これについては前にトンネルChannelに投稿しました(Dynalistでブログを書く)。全体像を思い描くためにアウトライナーの力が必要だったからです。俯瞰と執筆で場所を変えるのは億劫だったので、本文もDynalistで書くようにしました。
とはいえ、Dynalistは長文をそのまま書くことに向いているアプリケーションとは言えません。個人的に最も困るのが字数の把握ができないことです。逆に言うとそれができればまあ私としてはDynalistで問題はないなと思いました。実際、ずっと前にはDynalistで記事を書いていた時期があって、メモ書きや没にした箇所の扱いが楽で重宝しました(子項目にしてしまえばいいのです)
じゃあそれならばと、Chromeの拡張機能を作って字数カウントを表示するようにしました。webページに対して処理を加える拡張機能はほとんど初めての試みだったのですが、想像以上に便利になりました。この経験は、とても地味ですが大きな一歩だったように思います。

ひとり掲示板を始めてみた

少し角度が変わりますが、ひとりで掲示板を使い始めました。
のらてつの雑記帳 - zawazawa
自分の言語化を駆動するために「人が読むかもしれない」という場に書きたいけれども、Twitterのように「人の視界に流し込む」ようなのは本意ではない話題、について書く場所がほしいと考えてこの形に行き着きました。別に人目に触れるのが憚られるような話というのではなく、あまりにも自己完結しているつぶやきだなと感じる話題の置き場所を探していたのです。
使ってみるととても面白い感じがしました。面白いといっても何か愉快なことが起こるというのではないですが、自分の書き込みの並び方やリンクのさせ方について考えるとなんとなく楽しい気分になってくるのです。どんなトピックを作ろうかな、というのも楽しいポイントです。
後述する事情で更新が滞りましたが、今現在も面白いと思っていて、気が向いた時に書き込むつもりでいます。

のらてつの着ぐるみを脱いで浦島太郎になっていた

ゴールデンウィーク前あたりから最近まで、「のらてつ」の名前でアカウントを作っているサービスでの読み書きをずっとやめていました。Twitterも見ないし、ブログも書かないし、RSSもチェックしないし…という感じです。今書いたひとり掲示板も、これによって停滞していました。このことについてはブログに記事を書きました拾い直しの旅が、積極的な理由があったわけではなく、なんとなくフェードアウトして、なんとなく長引いたという感じです。
細かい要因が色々絡み合っての長期離脱になりましたが、充電も出来たように思います。ついこの間まで、ブログを書くという行為をどうやればいいのかわからなくなっていましたが、今は割とスイスイ書ける感じがします。まず「書こう」という意志があります。「書こう」という気持ちさえあれば何かは書けるという感じがします。

最強のノートツールを作った

「のらてつ」の着ぐるみを脱いでいる間、自分用ツールの開発は続けていました。懐古モードに入っていたのでVectorでフリーウェア探しなんかをしていたのですが、そこで試した種々のアプリケーションから大いに刺激を受けました。そのことによって、それまでとは根本的に違う仕組みのツールを作り始めました。
詳細はそのうちどこかに書きますが、日々発生する自分のためのメモの置き場として理想的なツールを欲していて、その解となるツールを作り上げたという感じです。日記、日誌、予定管理、自己対話、文章執筆、読書メモ、調べ物、といったものを全部カバーするもので、データとしては「カード」「チャット」「Wiki」の三種類の形式をひとつのツール上で扱っています。
Dynalistを執筆に使い始めたという話をしたばかりですが、書き物の場はこのツールに取って代わられました。

このような感じです。この半年間が良いことばかりだったわけではありませんが、情報管理と書き物の面では大きく前進した半年だったのではないかと思います。

2023/01/01

2023年にやっていくこと

 いつもは新年の抱負的なものはあまりはっきり考えませんが、今年はちょっと明確にしようかなと思って、ブログに書いておくことにします。


 今年「のらてつ」としてやりたいことは以下の三点です。

  • ツールの自作について連載
  • 作ってきたツールの公開
  • ReactとCordovaの習得(とその過程の公開)

 今のところ具体的に考えられることがプログラミングに関するものなので、そこに偏っています。何か出会いがあればまた変わるでしょう。

 ツール作りを通して考えたことや得たことの共有というのはずっとやりたいと思っていて、手段を如何にするか去年の間考え続けていたのですが、なかなか形を見出だせていませんでした。なぜかといえば、私は「ツールを自分で作れない人間」から「ツールを自分で作れる人間」へと劇的に変化した一方で、技術としては素人の域を出ませんし理解は到底正確とは言えず、プログラミングを語る資格というのは持っていないように思うからです。「できない」から「できる」になっていく過程を共有したいという意味で「講座」をイメージしていたわけですが、しかし「講座」なんてものをやっていい身ではない、と思ったのです。
 そしてずうっと考えていてつい昨日、大晦日になってはたと気がついたのですが、それならば「体験記」を書けばいいのではないか、と思い至りました。むしろなぜそう思わなかったのか――ブログでは再三「自分の体験、自分の内面を書く」という話をしておきながら――という話ですが、あまりに「書きながら解決する」ということに意識が偏重していたために、「振り返って捉え直す」というような形態を想像できていませんでした。リアルタイムで書かないなら、あとはもう咀嚼して教訓化するしかないか、というような考えになっていたところがあります。
 ということで、去年一年をなぞりながら、なるべくリアルに脱皮の過程を描写できたらと考えています。

 それとコーディングもある程度まともになってきたので、これまで作ってきたツールを他の人が試せるようにしようかと思います。自分以外の人の実用に堪える出来になっているわけではありませんが、自分のツールについて語るにあたっても「ここで試せます」があるとないでは全然違うだろうと思うからです。
 あとは更にもう一歩自由になるために、Web技術をガッと向上させるであろうReactと、スマートフォンアプリを作るためのCordovaを習得したいと思っています。いずれも新たに別の言語を覚えるというのではなく、JavaScriptでの開発の幅を広げるものです。

 他にも何かまとまった文章を書きたいという思いもあるのですが、現状テーマが曖昧で具体的に取り掛かれる段階にないので、まだ検討中というところです。自分のブログ以外に何かに記事を書く機会があれば面白いなとも思いますが、いずれにせよ力不足でしょうから、ともかく筆力の向上に努めたいと思います。

 それでは今年もよろしくお願いいたします。
 

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