Noratetsu Lab

動じないために。

食器洗いという鬱時間

食器洗いの時間が毎日憂鬱である。

食器洗い自体がそんなに嫌だというのではない。洗い物は別にいいのだが、洗い物をしている間、毎度黒歴史の総復習タイムのようになっていて、それがひたすらに辛い。

自分の奇行、判断ミス、人との諍い、屈辱の経験、そういったものを洗い物の度に私の脳は引っ張り出してくる。なぜかそういう時間にしてしまっているのだ。

洗い物をしている間というのは、脳みそがあいている状態なのだが、しかし洗い物にもある程度の注意が必要で(ぼんやりしていると食器をぶつけて割る可能性があるし汚れを見落とすおそれもある)、何かを考え込んでしまうにはちょっと忙しい。そういう何も出来ないけどちょっと暇という状態に、黒歴史が滑り込んでくる。

他には、洗い物の時間ほどではないが風呂とトイレの間も危ない。水の流れとともに洗い流してくれるならいいのに、全然流れていってはくれない。

 

今気づいたが、一時期は何かを聴きながら洗い物をしていた。音楽やWebラジオなどだ。それをいつの間にかやめてしまったから頭が暇になって黒歴史の忍び込む余地を作ってしまっているのかもしれない。

明日から何か聴きながらやることにしよう。

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