昨今、吐露の習慣とタイムラインの概念が合わさったことで、自分のことばは流れ去っていくのが「普通」かのようだ。それどころか、しばしば積極的に「流してしまう」ことを意図してことばが放たれている。
木を隠すなら森の中。ことばを隠すならタイムラインの中。
そして別に隠さなくてもいいものも、同じように流してしまう。基準はサイズだ。短いものを大事にとどめることをあまり考えなくなった。
実際、どこに書くのが相応しいのかと考えると迷ってしまう。SNSではどのサービスを選んでも多分流れ去ることには変わりがない。でもブログで「記事」にするほどのことじゃない。
結局、自分で作ったサイトじゃないと難しいのかもしれない。
きっと他のどこでも難しいので、自分の短いことばをここに少しずつ溜めていけたらいいと思う。