アイフルのCMで大地真央扮する女将さんが板長役?の今野浩喜に投げかけるセリフ。
金貸し屋に愛を説かれても、というのが率直な感想だけど、それはそれとして、一連のCMのインパクトと「そこに愛はあるんか?」というフレーズの利便性はすごいと思う。
「そこに愛はあるんか?」って、笑っちゃうけど真面目に大事なことなので多分ウケているんだと思う。実際使いたくなるし使っている。半分茶化しながら、もう半分は本気で言っている、みたいな感じで。
ところでこのCM、大地真央と今野浩喜じゃなかったらそんなにウケなかったかもしれない。大地真央、ハローキティ並みになんでもやるな…。すごいな…。そしてCM作ってる人すごいな…。
アイフルへの好感度が上がるかというと、何をどうやったって金貸しの好感度が上がることはないのよという感じだけど、大地真央と今野浩喜の好感度は上がっている。それとあっちもこっちもクサいドラマ仕立てでうんざりするCMだらけ(※個人の感想です)の中でこうも愉快な気持ちになるものを作っていることには感服。
昔やっていた、チワワのくぅ〜ちゃんと清水章吾のCMもアイフルだったと思うけど、アイフルは絶妙に面白いもの出してくるなあ。まあチワワを使ったあれは、金貸し屋のくせにそれは卑怯じゃない?と思ったけど(スラング的に褒めているのではなく、語義通りの意味で)。
その点、武富士ダンサーズのCMは開き直った感じで力技極まっていて良かった。意味がわからないままパワーで押し切られる。今でも脳内再生できてしまうから本当に強烈で効果的なCMだったなと思う。