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昆虫図鑑と蛾2025/06/22

以前は蛾にはあまり興味がなかったが、この頃は蛾もいいなと思っている。というのは前にも書いたかもしれない。(ただしアメリカシロヒトリは駄目です。)
そもそも蝶にもそれほど興味がなかったし甲虫専門みたいなところはあったのだが、余計に蛾に興味がなかったのは、持っている大きな昆虫図鑑で蛾が全く扱われていなかったからのように思う。

昆虫図鑑は二種類持っていて(親が買ってくれて)、ひとつはかなりの種類が写真とともに紹介されている大きな図鑑で、もうひとつは絵で描かれた『コンパクト版原色昆虫図鑑』だ。どちらも2巻セットである。大きい方は普段見かける大抵の昆虫が載っている(たまに載っていないこともある)し、卵や幼虫の写真なども当時の図鑑としては豊富なので、何か調べるとなったらこちらを見る。もちろん文による記述もきちんとしている。
しかしこっちに蛾がさっぱり載っていないのである。一種も載っていない。オオミズアオもヨナグニサンもない。蝶はたくさん載っている。蛾が省略されていることについての断り書きは見当たらなかったが、別に主観的に不快な虫だから載せないという判断ではないだろう。他の種類の昆虫はいわゆる不快害虫でも大抵載っている。単純に、蝶に比べて種の数が膨大なうえ似た姿も多くて扱いにくいのだと思う。

『コンパクト版原色昆虫図鑑』の方にはきちんと載っているが、しかしこちらは掲載している数が少なく、蛾を調べても載っている率が低い。蛾は日常的に出会う機会が多いのにその種の多さゆえに「なんだかよくわからない」の状態がなかなか解消されない。あと幼虫を見かけることが多いわけだが原色昆虫図鑑に幼虫は載っていない。
また、原色昆虫図鑑は正確で美しい絵ではあるが可愛くはない。他にも博物画の辞典や、『昆虫記』などの写真集はいくつかあるが、どれを見てもまあ「蛾っていいよね!」という気持ちが惹起されるわけではない。特段悪者にされているわけではなくとも、魅力はいまいち感じにくい。

私が「蛾もいいね」と思い始めたのはオオスカシバとセスジスズメがきっかけだが、割と最近「なんて美しいんだ」と感じる出会いがあった。ツゲノメイガという蛾である。(続く)

関連: セスジスズメ

書けなくなったボールペンを復活させる方法2025/06/21

ちょっと検索したところ、ぺんてるのページがあったので開いてみた。
書けなくなったボールペンを復活させる方法はありませんか? | ぺんてる株式会社
 

残念ながら基本的には書けなくなったボールペンを再び書けるようにする方法はございません。
新しい製品(本体もしくはボールペン替芯)との買い替えをご検討下さい。

まあ、そうっすよね!
小手先の対処で一瞬は回復しても、その後全部を快適に使い切れることはまずない。
さっさと使わなかった(あるいは適切に使わなかった)自分が悪いのだし、もったいないと思うならモノに対する自分の態度を改めるしかないね。自分以外の誰かのせいで使えなくなったペンなら、それはその人に反省してもらうとして自分は諦めて快適に生きましょう。

朝型生活2025/06/19

元々夜型人間だが、朝の5時台に起きて一仕事して夜は23時くらいに寝る生活に切り替えた。
先日も書いたように(→睡眠の質が悪いかもしれない最近は夜遅く寝ても4時半から6時の間に目が覚めてしまっていて、絶対的に睡眠が不足しがちだった。日中の状態も良くない。なので、早朝に目が覚めてしまうのを変えられないならそっちに合わせることで生活の質を上げるほかなかった。
急に朝型人間にクラスチェンジしてしまったのだろうか。まあ夜型でいるよりは朝型の方がいいので、これを機に矯正できたらいいとは思う。

思想的自立2025/06/17

未熟なうちに「その通りだな」「興味深いな」と思って話を聞いたり読んだりしていた先人相手に、ある時から「ほんまか?」「なんか話が粗くない?」という気持ちが湧き上がってくるようになることがある。
自分が変わっているパターンと相手が変わっているパターンとどちらもあるが、いずれにしてもそれはひとつの自立と言えるだろう。
自分に何もない時はひとまずは何かに染まるのは大事だが、相手が余程隙のない神のような人でない限り、相手と自分の間には何らかの思想的な差異が生まれるものだろう。にんげんだもの。
その時に相手を腐す必要もないし、自分の知性を誇り散らかす必要もなく、淡々と、独り立ちの時が来たのだなと思えばいい。自分が勘違いしているだけのことももちろんあるし、敬意を捨て去る必要は全くない。

メソッドの紹介自体完璧とは限らない2025/06/16

不自然なもの、無理なものが続いていくわけはないので、あるメソッドの有効性が疑わしいとき、単にその提唱者がスーパーマンだからとかいうより、提唱者が割愛したところや強調のないところ、本人もどうでもいいと思ってしまっているようなところにそのメソッドを自然なものにしている縁の下の力持ち的存在がある可能性も考えなくてはならない。

自分が「私はこうやっています」って言ったときにも全部を書いているわけじゃないし。「これって○○なとき難しくないですか?」「あっ、それについては~(以下初出し情報)」みたいなことは普通に有り得る。自分でもやっていることを忘れているようなことがたくさんある。
まあなんか自分が何か書いたときに、些末と思われたことを書き忘れたり強調しそこねたりしたことで「そりゃああなたはそんなこともできるんでしょうよ」とか言われたらアァ???という気持ちになるだろうなとか思ったりする。

信じるけど真に受けない。真に受けないけど信じる。真に受けないと信じるは両立する。

行間のないノート2025/06/15

昔つくったノートに、Essenceノートと題したものがあり、本を読んで知ったり自分で考え至ったりしたもののうち重要なものをぎゅっとまとめていた。
その取り組み自体はいいのだが、後から読んだときに、逆に何が重要なのかよくわからないという感覚があった。重要なことしか書いていないのだから全てが重要なのだが、意味がひと目で認識できないため、書いたときに込めた思いが伝わらない。
ひと目で認識できないことの原因のひとつが空行が全く無いことだ。重要なことを詰め込みたいあまりに可能な限りぎゅうぎゅうにコンパクトにしようとしている。
学生時代のノートの取り方を考えた時、そういうノートはよろしくないというのがすぐ分かるのだが、ノートというよりカンペを作っているつもりだからこれでもかと詰めてしまう。しかしカンペはすぐ使うからそれでも意味をなすのだ。いわゆるチートシートだって普通は見やすい程度に余白を取る。
コンパクトにより多くの知恵をまとめたいと思っても、見て分からなければあまり意味がない。適切な行間と余白は紙面の必要経費であり、多少ページ数が増えることになったとしても省略してはいけないなと思う。

ハサミツノカメムシ2025/06/12

少し前だが、近所でハサミツノカメムシの雄を見かけた。実物は初めて見た。
ハサミムシのような大きなハサミがお尻についている。交尾の際に雌を掴むらしいが、そんなにがっちりホールドする必要があるんだろうか。他のカメムシにはそんなものはついていないのに、どうしてこの仲間だけそのようになったのか気になる。
全体に若葉のように瑞々しい緑色だが、ハサミと両肩の先がこれまた鮮やかなオレンジだ。見応えのあるカメムシである。

テレフォン人生相談ノート2025/06/05

十数年前のメモやノートを整理していたら、ラジオの「テレフォン人生相談」のノートを発見した。まったく覚えていないが、筆跡が自分のものなので自分が書いたらしい。
相談者の人間関係を相関図にし、相談内容をまとめ、パーソナリティと回答者の先生がそれぞれ何を言ったかを端的にメモしている。
当時は私自身がかなり精神的に危機的状況にあったので、生きるヒントを得なければ死ぬという切迫感のもとでこのノートを作っていたと推測される。この番組のパーソナリティや回答者の著書を読んだりもしている(その記憶はある)
学びをこの番組から得るというのは効率の面から言ってちょっと遠回りな感があるし、今なら別なやり方で勉強するが、当時の自分は多分得るものがあったのだろう。
あと単純な話、必ずしも要領を得ない人間を含む複数人の話を聞きながら要点を見極めてノートを取っていくというのはある種の訓練になったと思う。このノートを作った記憶自体がないのでこれのおかげで今がどうこうというのは何も言えないが、それ以前はそんなにそういうことが得意だったとも思えないので、多分何かしらの糧にはなっている。
ちなみに身内がこの番組を嘲りとともに聞いているので、その態度に対する反発もあって作ったノートだと思う。

睡眠の質が悪いかもしれない2025/05/30

最近、昼(14時頃)も夜(22時頃)も眠い。朝は早くに目が覚めるが、その時間に起きてしまうのは都合が良くないので浅い眠りで覚醒を繰り返しながらずるずる睡眠を引き延ばして所定の時間に起きている。
目を覚ましてしまうまでの間の睡眠の質はわからないが、そのタイミングだと絶対的に睡眠時間が足りない。しかしそこから所定の時間までのぼんやりした睡眠が睡眠時間として意味をなしていない感もある。その分が昼や夜の眠気を呼んでいる気がする。
早起きは得意でないたちだったが、近年は「早く目が覚めてしまう」ということが生活リズムを乱すようになった。遅くまで起きていても早く目が覚めてしまう。もういっそ朝型にクラスチェンジしてしまった方がいいだろうか。

ムネアカオオアリの女王2025/05/29

外で体長2センチ近い巨大なアリを見かけてぎょっとした。そのサイズになるのはクロオオアリの女王かムネアカオオアリの女王だけど、腰のあたりが赤みがかっていたのでムネアカオオアリだろう。
しかしムネアカオオアリは市街地に出てくるようなアリではないし、なんでこんなところにいたのか。都会ではないが山が近いわけでもない。働きアリも見たことがないような気がする。クロオオアリの方は時々見る。
でも明らかに赤かったからクロオオアリではないと思う。結婚飛行で遠くまで来てしまったのか、案外近くにこれが生まれたコロニーがあったのか。
クロオオアリやムネアカオオアリの女王は寿命が二十年もあるらしい。この新女王はこれから二十年生きるのだろうか。人工物の上をおろおろした感じで歩き回っていたが、どこかに落ち着いて頑張って生きてほしい。

開かずの金庫を振動で解錠する2025/05/19

何ヶ月も前に見た番組だったが、開かないままになっている金庫をプロが行って苦労しながら解錠するコーナーがあった(その手の番組は何種類かあるが所さんが出ていたやつだった気がする)
いつもはダイヤルを回してみた時に手に伝わる感触を頼りに地道に番号を解読していくという手順なのだが、開かずの金庫というのは大抵非常に古いから、金庫自体の調子が悪いということが時々ある。
そんな時の秘密道具として、なんと電動マッサージ器を持ち出してきたことがあった。大人ならなんでかみんな知っているタイプの、手に持って使うやつである。金庫に当てて振動で中の歯車を動かす……のだったか、衝撃が大きすぎて何がどうなるんだったか忘れてしまった。
開かずの金庫解錠の番組はそれなりの回数見たが、振動でどうこうというのはその一回しか見ていないので、どれだけメジャーで有効なのかはわからない。もちろん金庫の状態がそうなること自体が限られているだろうから、そもそも稀にしか必要が生じない工夫かもしれない。そんなやり方もあるのかと思った。

文と文章とレトリック2025/05/17

ここのところ、年がかなり上と思われる人たち(作家ではない)の文章を立て続けに読んだ。
そこで思ったのだけど、これは自分の親もそうなのだが、一文一文は丁寧できちんとした言葉遣いであるものの、文と文の間の繋がりが曖昧で日記のようにぶつ切りの記述が続いているというパターンが少なくない。
生きた年数分だけ言葉自体は豊かになっているが、レトリックを用いるという発想がないままなのだと思う。そして言葉が丁寧であるがゆえに意味の強弱が感じられず、本人にとってどこが肝心なのか読み手にわからない。
もしかしたら実際にどこが肝心なのか曖昧なまま書いているのかもしれない。関連するものがいろいろあり、それらをくっつけた全体に意味を見出していることも考えられる。世界を構成するものをひとつひとつ描写しているようなものだ。
しかしそれを楽しんで読めるほどには一文一文が濃い意味を持ってはいない。やはり思うままに漫然と書くより、何かを「利かせる」ことを狙って書いた方が書いた意義があるものになるだろう。

Capacitiesの新エクスポートのバグ2025/05/16

Capacitiesは今月10日のアップデートでエクスポート機能を刷新した。
以前はエクスポートを依頼してしばらく経つとメールでダウンロードリンクが送られてくる形だったが、今回のアップデートにより直接ダウンロードできるようになった。
また、デスクトップアプリ版だと無料ユーザーでも定期的な自動バックアップができるようになった。それはとても良い話。
一方で、現時点ではとてつもないバグがある。ファイル名の扱いが変わったようでASCII文字以外の文字がファイル名に全く反映されない。例えば「第1回○○会議」というタイトルだったとすれば「1.md」になる。複数あると「1.md (1)」「1.md (2)」というふうになる。そしてASCII文字を一文字も含まないファイル名の場合はエクスポート自体されない。
これは日本語だけの問題ではなく、ヨーロッパの文字も例外ではない。ドイツの開発チームだがドイツ語のウムラウト付き文字なども無視される。
これについてキリル文字ユーザーの人がバグ報告しているので、投票すると確実に届くだろう。
Export Issues: Cyrillic names ignored, broken filenames and metadata inconsistencies

たまたま大規模な整理をしてエクスポートしておきたいタイミングでこれに直面したのでかなり萎えた。ただでさえこちらの愛とは裏腹に向こうの対応は冷ややかでもやもやしているのに。
https://capacities.io/feedback/p/japanese-support
ちなみにこれを見る限り日本語サポートへの道程は長そう。まあ、こっちが勝手に西洋製アプリケーションを見つけて使っているだけのことだし、お前らのために作ってねーんだわと言われたらそれまで。
全文検索がCJKで効かなかった問題が解決したのも、多分全然対応するつもりはなくてシステム変えたらたまたま直っただけのことだと思うので、その点でCapacitiesに対して信用というものはあまりない。

茶の間記事は夜には書けない2025/05/15

ある時から茶の間記事の更新が難しくなり、ネタだけが溜まっていく状態になっているのだが(つまりネタ切れではない)、更新に取りかかれない根本原因がよくわかっていなかった。なぜ前はすいすい1記事/1日のペースで書けていたのかが今となってはわからないという感じでいた。
とりあえず「茶の間記事を更新する」ということ自体を忘れていることが多かったので、CapacitiesのDaily Noteのテンプレートに「茶の間へGO」と書いておくことにした。確かに思い出せるようになった。
思い出せるようにはなったが、しかし更新できなかった。この「茶の間へGO」は、「夜やること」の欄に書いていた。茶の間記事は書いても書かなくてもいいものなので、一日の終りに余力があったらやることにしようという位置づけにしていたからだ。
で、夜に「茶の間へGO」という文言を見て、「さあ書くぞ」とはならなかった。そんなに疲れていなくとも、なんだかすごく無理な感じがした。「その種の文は書けない」と感じた。
他の文なら書けるが、その種の文は書けない。「その種」とはなんなのか。茶の間に書いているのは、自分が面白いと思ったもの、自分の思い出になっているものである。それぞれはなんということのない、しょうもない感じの文だし、いつでもさらっと書けそうな感じがする。しかし、自分の感性を言葉にするということは、思いのほか大変なことで、限られたタイミングでしかできないようだ。
自分の感性に基づいて何かを表現するというのは、できる時には何の苦労もないかのようにできる。自分の頭の中に浮かんだイメージをただ描写すればいいからだ。しかしできない時には全くできない。描写するべきイメージが浮かんできてくれないのだ。
ではその「限られたタイミング」というのはいつか。単純に言うと朝だ。最近よく言われる言い回しで言えば「認知資源」が十分にある時ということになるが、認知資源とはおそらく違う種類のエネルギーの問題である。認知資源の減りよりもこのエネルギーの減りは急速で、まだ頭を使う余裕があっても自分の感性の話をする力は残っていないということになる。
そんなわけで、なるべく朝に時間を取って茶の間記事を書き、一日の勢いをつける取っ掛かりにしたいと思う。

自作ツール・旧サイトのサンプルを整備2025/04/25

トップの「玄関」ページに昔作ったツールやサイトのサンプルへのリンクを貼りました。
パッと見では正しく動いてそうだけどちゃんと動作確認はしていない。
今となっては初心者も初心者の頃に作ったものたちなのでかなり心もとない感じだけど思い出として置いておくことにした。
自作ツールはもうちょっとまともなのが他にもいくつもあるので、それも公開できたらいいとは思うものの、なかなか手が回らないでいる。

例の猫ではない猫2025/04/24

ここ数年家の周りによく来る猫がいたので、Capacitiesのデイリーノートに「例の猫が来た」という感じでタグリンクをつけて書いていたのだが、最近は違う猫が何種類か来て、「例の猫ではないサバトラ猫が来た」みたいに書いている。
春になって最初に見た「例の猫」らしき猫は、似ていたけどちょっと柄が違った気がして、もしかしたら娘とかかもしれない。去年「例の猫」は少なくとも二匹の仔猫を連れ歩いていた。
もう「例の猫」は来ないのかもしれないけど、多分「例の猫ではない猫」と書き続ける気がする。

Dynalistの通信量問題2025/04/21

ここ最近頭を悩ませていた問題。PC・Androidアプリともに通信量が目立って増えていて、大容量の通信をしている自覚がなかったので原因を突き止めるのに時間がかかった。
DynalistのAndroidアプリがあからさまに多過ぎる通信をしていて、アウトライナーでそれはないだろうと思っておそらく原因はDynalistだというところまではわかったのだが、それ以上を詰める知恵がなくてしばらく悩んでいた。Androidアプリは動作も重いし、全体のノード数が明らかに多かったのでそれはとりあえず一因だろうと思ったのだが、それを解消してもまだ通信が多いので不思議に思っていた。
で、ふとPCのブラウザのデベロッパーツールでネットワークタブを見たらいいんじゃんと気がつき(どうして最初から思い至らなかったのか)、チェックしたところ、ロードした時点で大量の画像ファイルを一気に読み込んでいることがわかった。PCとAndroidアプリの両方で通信量が増えていた理由がこれで判明した。
更に、ブラウザの方では自作のChrome拡張機能のsetInterval処理の一部が、重複しないように設定していたものの予想以上に通信していたので余計に通信量が嵩んでいた。

setInterval処理の方は設計が良くなかったというだけなので対処できる問題だが、画像読み込みについてはDynalist側の問題なので多分どうしようもない。
画像をGyazoにアップロードしてそのリンクをDynalistに貼って画像を管理するということをやっていたので、それがまずいとなると別の方法を考えなくてはならない。
起きていた問題の原因は明らかになったが、まだ頭を悩ませている。

営業妨害2025/03/21

営業妨害という言葉がある。
真面目な文脈では、実際に相手の営業を妨げて損失を与えるような場合に言われる。
人気商売の人々の戯れでは、ワルっぽいキャラで売っている人について「本当はいい子」「実はすごく真面目」みたいな人間性の良さを暴露することを、冗談めかして「営業妨害だ!」と言うことがしばしばある。
基本的に「商売」の文脈で使われる言葉だから、書き物の世界ではあまり聞かない言葉のように思う。営業というのは一応営利目的の事業や売り込みのことだから、商業作家以外の書き物を営業と言うのは馴染まないということはある。しかし最終的にいくらかの利益を得ることに繋がるかもしれないなら書き物も広義の営業と言って良い気がする。そしてそれを邪魔する行為は巷に溢れている。この場合は本当に妨げる方の営業妨害。
誤解した状態で論じることで、元の文を書いた人が恰もそういう文を書いたかのように見せかける、というのは、意図的であれ意図しないものであれ営業妨害だろう。元の文章を読みに行かないで難癖だけ読んで鵜呑みにする人もいるし、読みに行ったとしても「この文はおかしいらしい」という前提を持っていれば伝わるものも伝わらない。
これは「ネガティブな評価は営業妨害である」という話ではない。批判はあって然るべき。でも曲解を吹聴するのは批判とは言えない。建設的な理由が何も無くただ印象を悪くするようなことは単なる営業妨害でしかないように思う。

Noratetsu's Roomのリサイクル計画2025/02/18

2021年から2022年あたりはCosense(Scrapbox)の公開プロジェクトをサイト代わりにしていた。

今読み返してもいろいろ面白いことを書いていると思う。しかしもうこのプロジェクトを更新する気はないし、このままにしても何も生まれない。何かしらの流れの中に過去のノートを組み込みたいけどどうするのがいいか…。

Noratetsu's Roomの気に入らないところは、ネットワーク型に全然向いていない記述が入っていたり、誰に向けて言いたいのかも曖昧だったり、とにかく雑然としているところ。自分の性格に合っていない運用をしてしまった。Scrapboxの懐の深さに甘えてカオスを作り出したことに反省がある。
今何かを公開するとしたら以下のいずれかになる。

  • Noratetsu Houseの記事
  • Noratetsu Houseの茶の間
  • Noratetsu Houseの雑記帳
  • note
  • トンネルChannel
  • Bluesky

軽い記述は茶の間あるいは雑記帳がいいだろう。一部は実際に雑記帳に移した。
そもそも記事として書くには足りないところがあるからScrapboxの曖昧なアウトラインで終わらせていた感があるので、Noratetsu Houseの記事にするのはあまり現実的じゃないかもしれない。
一方で同じ「記事」でもnoteならいけそうな感じがある。読む層が違うから。ライトに書くという選択肢がある。自分のサイトの記事を1000字で終わらすのはものすごく消化不良感があるが、noteだと逆に5000字とか書くと多すぎる。
とりあえずScrapboxのままだと扱いづらいので、機械的にOPMLにしてDynalistに取り込んでしまおう。