茶の間
古のブログ風のミニマムな投稿場所です。
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自作ツール・旧サイトのサンプルを整備2025/04/25
トップの「玄関」ページに昔作ったツールやサイトのサンプルへのリンクを貼りました。
パッと見では正しく動いてそうだけどちゃんと動作確認はしていない。
今となっては初心者も初心者の頃に作ったものたちなのでかなり心もとない感じだけど思い出として置いておくことにした。
自作ツールはもうちょっとまともなのが他にもいくつもあるので、それも公開できたらいいとは思うものの、なかなか手が回らないでいる。
例の猫ではない猫2025/04/24
ここ数年家の周りによく来る猫がいたので、Capacitiesのデイリーノートに「[[例の猫]]が来た」という感じでタグリンクをつけて書いていたのだが、最近は違う猫が何種類か来て、「[[例の猫]]ではないサバトラ猫が来た」みたいに書いている。
春になって最初に見た「例の猫」らしき猫は、似ていたけどちょっと柄が違った気がして、もしかしたら娘とかかもしれない。去年「例の猫」は少なくとも二匹の仔猫を連れ歩いていた。
もう「例の猫」は来ないのかもしれないけど、多分「[[例の猫]]ではない猫」と書き続ける気がする。
Dynalistの通信量問題2025/04/21
ここ最近頭を悩ませていた問題。PC・Androidアプリともに通信量が目立って増えていて、大容量の通信をしている自覚がなかったので原因を突き止めるのに時間がかかった。
DynalistのAndroidアプリがあからさまに多過ぎる通信をしていて、アウトライナーでそれはないだろうと思っておそらく原因はDynalistだというところまではわかったのだが、それ以上を詰める知恵がなくてしばらく悩んでいた。Androidアプリは動作も重いし、全体のノード数が明らかに多かったのでそれはとりあえず一因だろうと思ったのだが、それを解消してもまだ通信が多いので不思議に思っていた。
で、ふとPCのブラウザのデベロッパーツールでネットワークタブを見たらいいんじゃんと気がつき(どうして最初から思い至らなかったのか)、チェックしたところ、ロードした時点で大量の画像ファイルを一気に読み込んでいることがわかった。PCとAndroidアプリの両方で通信量が増えていた理由がこれで判明した。
更に、ブラウザの方では自作のChrome拡張機能のsetInterval処理の一部が、重複しないように設定していたものの予想以上に通信していたので余計に通信量が嵩んでいた。
setInterval処理の方は設計が良くなかったというだけなので対処できる問題だが、画像読み込みについてはDynalist側の問題なので多分どうしようもない。
画像をGyazoにアップロードしてそのリンクをDynalistに貼って画像を管理するということをやっていたので、それがまずいとなると別の方法を考えなくてはならない。
起きていた問題の原因は明らかになったが、まだ頭を悩ませている。
営業妨害2025/03/21
営業妨害という言葉がある。
真面目な文脈では、実際に相手の営業を妨げて損失を与えるような場合に言われる。
人気商売の人々の戯れでは、ワルっぽいキャラで売っている人について「本当はいい子」「実はすごく真面目」みたいな人間性の良さを暴露することを、冗談めかして「営業妨害だ!」と言うことがしばしばある。
基本的に「商売」の文脈で使われる言葉だから、書き物の世界ではあまり聞かない言葉のように思う。営業というのは一応営利目的の事業や売り込みのことだから、商業作家以外の書き物を営業と言うのは馴染まないということはある。しかし最終的にいくらかの利益を得ることに繋がるかもしれないなら書き物も広義の営業と言って良い気がする。そしてそれを邪魔する行為は巷に溢れている。この場合は本当に妨げる方の営業妨害。
誤解した状態で論じることで、元の文を書いた人が恰もそういう文を書いたかのように見せかける、というのは、意図的であれ意図しないものであれ営業妨害だろう。元の文章を読みに行かないで難癖だけ読んで鵜呑みにする人もいるし、読みに行ったとしても「この文はおかしいらしい」という前提を持っていれば伝わるものも伝わらない。
これは「ネガティブな評価は営業妨害である」という話ではない。批判はあって然るべき。でも曲解を吹聴するのは批判とは言えない。建設的な理由が何も無くただ印象を悪くするようなことは単なる営業妨害でしかないように思う。
Noratetsu's Roomのリサイクル計画2025/02/18
2021年から2022年あたりはCosense(Scrapbox)の公開プロジェクトをサイト代わりにしていた。
今読み返してもいろいろ面白いことを書いていると思う。しかしもうこのプロジェクトを更新する気はないし、このままにしても何も生まれない。何かしらの流れの中に過去のノートを組み込みたいけどどうするのがいいか…。
Noratetsu's Roomの気に入らないところは、ネットワーク型に全然向いていない記述が入っていたり、誰に向けて言いたいのかも曖昧だったり、とにかく雑然としているところ。自分の性格に合っていない運用をしてしまった。Scrapboxの懐の深さに甘えてカオスを作り出したことに反省がある。
今何かを公開するとしたら以下のいずれかになる。
Noratetsu Houseの記事
Noratetsu Houseの茶の間
Noratetsu Houseの雑記帳
note
トンネルChannel
Bluesky
軽い記述は茶の間あるいは雑記帳がいいだろう。一部は実際に雑記帳に移した。
そもそも記事として書くには足りないところがあるからScrapboxの曖昧なアウトラインで終わらせていた感があるので、Noratetsu Houseの記事にするのはあまり現実的じゃないかもしれない。
一方で同じ「記事」でもnoteならいけそうな感じがある。読む層が違うから。ライトに書くという選択肢がある。自分のサイトの記事を1000字で終わらすのはものすごく消化不良感があるが、noteだと逆に5000字とか書くと多すぎる。
とりあえずScrapboxのままだと扱いづらいので、機械的にOPMLにしてDynalistに取り込んでしまおう。
NHK短歌とヒコロヒー2025/02/15
NHKのEテレで「NHK短歌」という番組が放送されている。
この番組の司会の一人がヒコロヒーで、静かに淡々と進みつつ時折的を射たようなコメントがスッと出てくるのを面白く見ている。
あと普段目が取り澄ましたような雰囲気なのが、時々ぱっと目を開いた時にすごく輝いた感じになるのが好き。CMで看護師を演じている時にも思った。
腹筋は歯磨き中に鍛える2025/02/12
歯磨きをしている時間を何かに活かせないかなあと前から思っていた。
できればトレーニングになるものがいい。しかし歯磨きは歯磨きである程度意識を向ける必要があるし、動きのあるものは歯磨きの方が疎かになる上バランスを崩す可能性があると危険だ。そう思いながらヒールレイズとかスクワットとかをちょこちょこやっているけれど、もっと適当なものがあったらその方がいい。
この間たまたま、著名なトレーナーのAYAさんがテレビに出ているのを見かけ、そこでドローインの話をしていた。ドローインについてはかなり前から知ってはいたのだが、例によってやるタイミングを固定できず大概忘れていた。あと前にミュージシャンのROLLYが、四六時中お腹を凹ませて細身の肉体を維持しているという話をしていた。
ということで、歯磨き中に何かトレーニングしたい+ドローインというトレーニングがある+四六時中やることで鍛えている人がいる、という三つをたまたま同時に思い浮かべた。そうした時、「歯を磨いている間ずっとドローインしていればいい」という解答が出た。動かずに済むので危なくないし、歯磨きも一日に複数回あるから「隙あらばやるべし」系のトレーニングの習慣化には丁度いい。
表情筋はお手洗いで鍛える2025/02/11
表情筋トレーニングをしましょう、という話をしばしば聞く。そのたびに、そうだなあ、やった方がいいなあ、と思うものの、タイミングが掴めないでいた。
人がいるところや外ではやれないし(講師の先生は信号待ちにやると言っていたけど実践する勇気はない)、家に一人でいる時はそれはそれで、何かしらのことをやっているのでトレーニングのことなど忘れている。
トリガーがないとやらないけれど、トラッカーを作ったりタスク化したりするほどのことではない。
で、お手洗いに行った時にたまたま「そういえば隙あらば表情筋トレーニングすべしという話だった」と思い出し、トイレに入っている間は顔だけフリーだなと気がついた。そして他のことはできない。
トレーニングは効いている部位に意識を向けていないと効果が薄いから、あちこちのトレーニングなどを同時にはやれない。そして隙間時間にトレーニングしたい部位はいくらでもある。ということは、全身空いているようなタイミングで顔だけトレーニングするのは効率が悪い感じがして納得感がない。なので、顔以外空いてない時間が都合が良い。
お手洗いに行くというアクションと結びついて条件反射ができれば、行くたびに思い出して苦労なく習慣化できるだろう。一日に何回もあることなので定着しやすい気がする。定着したらパソコン作業中などにも思い出すようになるかもしれない。
甘いもの食べたい欲がなくなった2025/01/13
食べようと思って手元に持ってきた個包装のお菓子を一週間以上放置している。食欲はあるけどお菓子を食べたいという気持ちが急激に減退して手が伸びない。なんでだか。
昔逆に絶えず食べてた時があり、その時は完全に鬱だったので、食べる気にならない分には別に大丈夫かなとは思う。自分の中では食べたい方が多分危険。でもそれにしても急な変化だ。
Dynalistのサーバーダウン2025/01/11
Dynalistが14時前から21時半頃までサーバーがダウンして使用できなくなった。
Dynalistへの依存度がやや高いのでたいへんに困った。ツイート検索すると反応の数はそんなには多くないようだったので重用している人はそれほどいないのかもしれないけど、仕事で使っている人はいるだろうし、致命的な影響を受けたということもあったのではないだろうか。午後丸ごとは長すぎる。
何かしらのサービスでサーバーダウンに遭遇する度に思うことだけど、クラウド上にデータを保存しWebアプリで作業するということのリスクを考えざるを得ない。世界中で災害も絶えず起きているし、どこかの段階で物理的に寸断されて使えなくなる可能性だってある。
ローカルにデータがあり、クラウドに同期しつつ、作業をオフラインで行えることはかなり重要なことだなと思う。サービス提供者に頑張ってもらうことにはどうしても限界があるし、自分のデータは自分の管理下にあるというのは大事だ。
表現者は精神の第一次産業従事者2025/01/03
昨年7月に放送していたらしいNHK「最後の講義」のヤマザキマリさんの回を見た。
そこでヤマザキマリさんが「表現者は精神の第一次産業従事者」と述べていた。
その通りだなあと納得した。最初の資源を見出し形作り提示する仕事。表現者がいなければ批評者も存在し得ないし表現を元にした商品も生まれない。
ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート2025/01/01
毎年元日はウィーン・フィルのニューイヤーコンサートを見ている。
今年の指揮はリッカルド・ムーティ。
今回は初めて女性作曲家の曲目が演奏されたことが話題だ。コンスタンツェ・ガイガー(Constanze Geiger)の《フェルディナント・ワルツ》。
あとバレエもいつもと趣が違ったように思う。解説などを全然見ていないので個人の感想だが、ひょっとするとものすごく劇的なことだったのではないかと思った。
ヨハン・シュトラウス2世の《加速度ワルツ》の方は、恋愛風の雰囲気ではあったのだが一体どういう関係性ということになっているのか全くわからない。衣装も不思議。男女三人で踊る場面や男性が男性をリフトする場面が印象的だった。滑稽味があって面白かった。
ヨーゼフ・シュトラウスのワルツ《トランスアクツィオン》の方ではウィーン産業技術博物館の機関車の前で、かなり前衛的な黒い衣装で行われた。踊りは機関車の動きを表していて、そういう人工的な無機物を表した演目は珍しいのではないかと思った。
毎年見てはいるものの、特に詳しいわけではない。よくわからないながらも、やっぱりラデツキー行進曲を聞かないことには一年が始まらないな、などと思っている。儀式のようなものだ。
そういえばMCは林田理沙アナだったが、さすが芸大音楽学部出で造詣が深いということなのか、曲後のコメントにかなり気合が入っていた。せっかく時間と金をかけて学んだわけだし、専門分野が活かせるのは良いことだ。
ゲストは夏木マリで、リッカルド・ムーティの大ファンということで愛溢れるコメントがとても良かった。
ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー2024/12/31
大晦日はいつもならEテレで第九とクラシック名演奏を見て過ごすけれど、今年はスーパーマリオブラザーズの映画の地上波放送があったので21時まではそちらを見た。第九はちょうど合唱から見られた。
かなりの評判だったのを知っていたのであまり不安なく見始められた。冒頭はちょっとしんどい流れだったけど、まあ物語を作るとなればこうならざるを得ないんだろう。上手くいっていない人生が物語の中で輝かしいものになっていく、というのは定番中の定番だ。
異世界にワープしてからはずっと面白かった。ピーチ姫が強くて良かったし、クッパがそういうところを好いているというのも良い。ピアノで弾き語りし始めたのには笑った。クッパの所業は普通に酷いんだけどね!
ドンキーコングやマリオカートがストーリーの中に自然に組み込まれていたのには感心した。
マリオシリーズは64時代までしかやっていないからその後にできた設定がどこにどのくらい反映されていたのかはわからなかったけれど、昔やったきりの人間にも楽しめた。愉快な大晦日を過ごせて良かった。
報道の日2024/12/29
MCは膳場貴子、中田敦彦、井上貴博TBSアナウンサー。
一部だけだが見ていた。普通に暮らしていたら察しとることは難しいことが数多く語られていた。ここで軽率に要約するわけにはいかないような相当に踏み込んだことが多々あって、いや知らなかったな、と思うこと頻りだった。
中田敦彦の抜擢とその風貌にちょっと驚いた。個人的に彼をどう思うかは置いておくとして、YouTubeを主戦場とする有名人をテレビの報道番組に繋げることは今の時代には意義深いことに思えた。
ケムシカジカ2024/12/27
ギョギョッとサカナ★スターで「ケムシカジカ」という魚のことをやっていた。
この魚、何から何まで奇天烈でびっくり。
アンコウのような皮弁でもじゃもじゃ
更にヒドロチュウがもさもさくっつく
歯が三列あり、飲み込み方がベルトコンベア風
魚なのに交尾する(雌の生殖器に雄が精子をかける)
魚なのに卵の孵化に三~四ヶ月かかる
イガイやフジツボの隙間に埋め込むように産卵する
見てから時間が経った状態で書いているのでいくらか忘れてしまった気がするが、とにかくヘンテコだ。
変かどうかというのはあくまで人間にとって馴染みがある姿・在り方と違うかどうかに過ぎないので勝手に変とか言うのも失礼な話だけど、どこをとってもいわゆるお魚像からは離れていて生態が紹介される度に「ええっ」と仰け反ってしまった。
個人的に、人間が勝手に「へんないきもの」「ざんねんないきもの」と呼んでいる種のいきものが好きなので、こういうのを見るとHPが回復する感じがある。変じゃないいきものも好きだよ(人間を除く)。
こういうニュースだけ見ていたいbot2024/12/26
Twitter(X)のアカウントに「こういうニュースだけ見ていたいbot」というのがある。フォロワーは14万人超なので知っている人は多いかもしれない。
文字通り「こういうニュースだけ見ていたい」と思うような微笑ましいニュースを流してくれる。動物の話がやや多め。
最近も凄惨な事件のニュースが連日続き気が滅入る。こういうアカウントがあるとちょっとは心が休まるしありがたい。
中の人のお話によるとAPI使用料の値上げにより存続がピンチとのこと。
アホみたいな値上げによって、こういう地味ながら人々の支えになってきたようなサービスからなくなっていってしまう。そしてイカレたインプレゾンビが跋扈する。Xは愚か。
クリスマスは何の日か2024/12/25
テレビで「クリスマスって何の日か知ってますか?」と問われて答えられないでいる光景というのを最近複数回見た。「キリスト」の四文字すら出てこない。聡明なイメージの人がわかってなかったりして結構びっくりした。
「キリストの○○の日」の○○が何なのかが曖昧、とかならわかるが、全然それ以前の状態で毎年こう浮かれている日本人ってなんなのだろう。ケーキとチキンを食べる日、子どもがプレゼントをもらう日、イルミネーションがすごい日、なぜか恋人たちが睦み合う日。せめて「本当はこういう日なんだよね」という建前くらいはあった方がいいと思う。クリスチャンになる必要はないにしても、ちょっとは敬意を払ったらどうか。
去年のクリスマスに書いたもの→ケーキを食べる日
ミジンコの耐久卵/ヤリイカの精子/オスから卵子2024/12/24
サイエンスZEROで生殖の研究のことをやっていた。
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まずミジンコの話。基本はメスが単為生殖でクローンを生んで爆発的に増えていき、そして特定の時期だけオスを生んで有性生殖をする。これだけだとアブラムシと同じだなという感じでそんなに驚きはなかったのだが、有性生殖をした時の卵の変化に仰天した。
クローン卵はいかにも卵という感じの真ん丸の小さい球が集まった状態なのだが、有性生殖の際はアサガオなんかの種のように半月っぽい形の頑丈なひとつの塊になる。そしてその中に卵が二つ入っているとのこと。これは冬の寒さに対して耐性を持つためらしい。ちょっと想像したこともない変化で、そんなことがあるのかと思った。
次にヤリイカの話。オスは個体によって精子の大きさが違い、大きなオスは小さな精子、小さなオスは大きな精子を作るということがわかったという。これは、大きなオスは競争に勝って直接メスに精子を届けられる一方で、小さなオスはメスの脚の付根に精子をくっつけるまではできるものの後は精子の遊泳能力で放卵された卵子に辿り着かせるしかないからとか。精子としての能力が維持される時間の長さもそれぞれで全く違っている。
そのようにすれば生き残れるというのはわかるが、実際にそういう戦略を取るように変化するというのはなんだか信じがたい気持ちになる。すごい話だ。
最後にマウスの研究の話。オスのiPS細胞からメスの卵子を作り出し、両親がオスのマウスを作り出したとのこと。X染色体二本の生殖細胞を作る必要があるわけだが、細胞の培養をしていると分裂時に稀に染色体が一方に偏ってしまうエラーが生じ、その現象を二段階で利用する。XYからYが抜けたXOを作るのが一段階目、そしてXOからXが二重になったXXを作るのが二段階目。これでオス由来の卵子ができ、その卵子から誕生したマウスは今のところ通常と様子は変わらないようだ。
メスから精子を作る研究も行われ、もしも可能になったら例えばメス2頭を残すのみとなっているキタシロサイのような動物の種の保存に役立てられないかという話だ。
正直なんだか恐ろしい話だが、くれぐれも倫理を踏み越えたことが行われないようにしてほしい。人間である以上全ての人間が大人しく守っていられるとは思えないが。
ティッラ・カーリー神学校の礼拝堂2024/12/23
この間の日曜日にたまたま見た。舞台はウズベキスタンの都市サマルカンド。
この中でティッラ・カーリー神学校の礼拝堂が紹介されていた。「ティッラ・カーリー」は「金で覆われた」という意味とのことだが、その名の通り金色に輝いている。その輝きは中尊寺金色堂的な金ピカではなく、なんだか非常に複雑な色味をしている。
写真だと単に青と金の二色だなという感じだけれど、高精細の映像で見ると金の部分に青が反射しているということなのかなんとも幻想的なグラデーションになっている。現地に行って自分の目で見れば一層格別だろうと想像できる。
また、この礼拝堂の天井を見上げると一見モスクらしくドーム状になっているように見えるのだが、実は平面らしい。描き方によってドームかのように錯覚させているそうだが、そう言われて見ても平面だとは思えない。