ナンバリングの数字が巻き戻っていますが、過去記事のタイトルを一部変更したことによるものです。

 さて、今回は前の記事Capacitiesのマイオブジェクト定点観測(2025/03) 生活に関わるもの以外のオブジェクトの除去で触れたContainerオブジェクトについてです。

 

 情報の扱いを考える上では、情報を置く場所、あるいは容れ物について考えることが不可避でしょう。仮に全ての情報をひとつのツールで扱ったとしても、そのツールの中にフォルダ的なものや内容ごとのトップページにあたるようなものがおそらくあり、それぞれが容れ物の役目を果たしていると思います。

 この情報はあれに入れようと考える時、その容れ物に名前がついていると考えやすいです。意識しなくとも大抵識別のために何らかの名前はつけるものと思います。

 そういった容れ物は、新たに作ったり解体したり統合したり意味合いを変えたり、様々な操作をして在り方がしばしば変化していきます。こうしようと思いつくとすぐ着手して変更を加えがちですが、その場その場でやっていると後から変遷を追えなくなります。そうすると前にやった失敗を数年後に繰り返すようなことも起こり得ます。

 なので、容れ物自体の検討や記録をする場所があると便利です。少し前からContainerオブジェクトとしてCapacitiesに用意することにしました。現在作っているコレクションは以下の通りです。

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 ちなみにアイコンは弁当箱です。このうちCapacitiesオブジェクトのコレクションはこうなっています。

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 頭に「❌️」がついているのは既に削除したオブジェクトです。他のアプリケーションについても、活用をやめたり解体したりした領域は❌️をつけています。今あるものだけ表示したい場合はFilterで「タイトルに❌️を含まないもの」を抽出します。

 中身のページの記述量は様々です。どのように運用するか、今感じている問題点は何かなどを細かく書いていることもあれば、ページを作っただけで中にはほとんど書いていないものもあります。

 このオブジェクトの存在意義はページを用意してそこに書き込むことだけではなく、Daily Noteなどからリンクを貼れることにもあります。例えばタスク欄に「Mapオブジェクトの○○をTime(Dynalist)に移動」と書いて「Mapオブジェクト」と「Time(Dynalist)」というページにリンクしておけば、それぞれのバックリンクに履歴が並びます。いつどういう意図で何をしたかが蓄積されていくわけです。情報がどの容れ物からどの容れ物に渡っていったかも追跡することができます。

 

 結局今どこにどんな場所を作っているのかというのがこのオブジェクトの一覧を見れば一目瞭然です。色々なところに情報が分散していたとしても、リストによって把握できるならばそれほど混乱しません。Containerオブジェクトを見ればいいわけなので、情報の所在を思い出すために認知資源を消費するということがなくなります。

 また、「こうした方がいいんじゃないか」と思った時に、本当にそれが妥当かを検討することが簡単になります。検討の場がページとして用意されていること、今運用している全ての場を把握できること、リンクによって過去の記述の参照が可能になること、これらによって検討をスムーズに進められます。

 このようにContainerオブジェクトを用意したことで、情報の整理方法を考えるのが随分楽になりました。

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