今月のお題について、既に書いた気になって書いていなかったので、滑り込みで書きたいと思います。(別にオーバーしても全然構わない場だと思います、念の為。)

 

メモ環境はころころ変わっているので、とりあえずここ半月くらいのことについて書いてみます。

まずメモの場として使っているのは以下のものたちです。

  • 紙のノート(A5無地)→詳細

  • TextManager(自作ツール)→詳細

  • Dynalist

  • NanaTerry(少し前まではVaNT)

メモの種類としては、大きく分けて「計算用紙的メモ」と「残すメモ」を区別しています。

 

計算用紙的メモ

要するに適当な紙に筆算するとか、テキストを整形するにあたってちょっとコピペしておくとか、何かをする途中段階に発生する諸々のメモです。

前はチラシの裏みたいな紙に書いてその後捨てたり、テキストエディタに書いてファイルとして保存はせずに消去したりしていたのですが、残っていた方が嬉しい感じがすると思い始めたので残すようになりました。消えても別に構わないことには変わりないので、その意味で「残すメモ」と区別しています。

紙の場合はノートに適宜「計算用紙ページ」を設けてそこに書きます。他のページはペン書きで、計算用紙ページは鉛筆で書いていますが、これはそう決めているというよりはただの気分です。

デジタル(PC)では少し前までVaNT (Vanilla Note Taker)を使っていました。大変素晴らしいアプリケーションなのですが、ただちょっと重さが気になって、最近はNanaTerryを使っています。随分昔にNanaTreeを使っていたので大変懐かしい心地です。

ローカルなデスクトップアプリケーションを使っているのは、集中したいなどの理由によりブラウザを閉じている間に使えるものが欲しいこと、明示的に残すメモとの混在を避けるために専用のアプリケーションを割り当てたいことが理由です。

以前はScrapboxにこの種のメモも残していたりしましたが、やっぱりノイズになる感じがあるので混ぜないように気をつけています。

 

残すメモ

残すメモというのは、「日記・日誌」「知ったこと・調べたこと」「今後の予定・計画」「書くネタ」「それ以外の思いつき」といったことがあります。それぞれ違う場所が最終的な居場所になります。

日記・日誌は以前にもトンネルChannelや自分のブログで言及した「TextManager」という自作ツールが終着点です。前の記事で倉下さんがお書きになっているTextboxと同じように、ローカルサーバーを立ててWebブラウザ上でローカルファイルを編集しています。(元々倉下さんに影響を受けて自作ツールを作るようになりました。)

知ったこと・調べたことはDynalistに専用のドキュメントを作っています。今後の予定・計画についてもDynalistを使い、イベント毎プロジェクト毎にドキュメントを作っています。これらは語り始めると長くなってしまいますが、詳しくはちょっと前にブログに書いたのでよろしければお立ち寄りください。

書くネタもDynalistですが、実質的にはどちらかというとSNSの方がメモ帳として機能しているかもしれません。以前はTwitter、今はBlueskyです。最終的に書く作業場がDynalistなので(この文章もDynalistで書いています)、Dynalistを開いている時は直接書きます。

それ以外の思いつき、つまり生活上のアイデアやプログラミングに関する閃きや社会に対する気づきや自己分析等々は、紙のノートかTextManagerに書いていることが多いです。TextManagerにはWiki風のページリンクを使えるノート機能を実装しているので、以前ならScrapboxやmdファイル系のアプリケーション(ObsidianやLogseq)でやっていたようなことはこのツールでやってしまいます。逆に言うと前はそれらのアプリケーションでやっていました。

 

とりあえず書く場

残すメモはいずれも、情報が発生した時に然るべき場所を開いていれば直接書きますが、そうでなければ「とりあえず書く」ための場に書いておいて後で移すことになります。

紙の場合は、ノートに「Temp」ページを設け(左上に「Temp」と書いているだけです)、そこに日時付きで書いておきます。最終地点がノートでよいメモも多くあるのでそれはそれぞれページを当てて書きますが、日記・日誌の類などはTempページに書いておいて後でPCで入力し直すことになります。

PCでは上述のNanaTerryに日付をタイトルにしたノードを作っておいて書きます。あくまで計算用紙的メモの場なので後で移すのが基本ですが、プログラミングのアイデアなどは転記しないままのこともあります。

スマートフォンからは、QuickDynalistというアプリを経由してDynalistの特定のドキュメントをInboxとして追記していきます。

といっても、紙のノートのTempページとDynalistのInboxについてはそこに置きっぱなしでもそんなに困ることにはならないので(記述を探すことに苦労しないため)、そのままになっていることもしばしばあります。

 

こんな感じです。

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