もちろんニチアサと掛けたタイトルだけども、私の日曜朝は別の番組でスタートする。例によってNHK。NHKさんには本当にお世話になっている。

日曜日の朝の時間は、テレビを見る時はNHK総合で「さわやか自然百景」「小さな旅」を見る。「Dearにっぽん」まで見る時もある。テレビを見ない時はラジオで「音楽の泉」を聴いている。

 

「さわやか自然百景」は、日本のどこか一箇所を取り上げ、そのエリアで見られる動植物の生活を紹介してくれる。動植物が好きなので、ぼーっと見ているだけで癒やされる。そして日本というのはこういう世界なのだというのがわかる。どこに何が生息しているのか、結構な種類を覚えたような気がする。問われてパッと名前を言えるとかではないけれど、だいたいこの地域にこういう生き物がいるはずだ、というのがなんとなくわかる。

「小さな旅」は、これも日本のどこか一箇所を取り上げるものだが、こちらは人の営みだ。昔から続いている、そして少しずつ変わってきている生活が紹介される。日本は本来こうであったというのが感じられる。都市に住んでコンクリートの建物を往復してパソコンやスマホに齧りついていたら全然わからないことだ。私たちが本当に生きるために必要なもの――つまり衣食住、あるいは信仰、そしてアイデンティティ――を支える生活がどんなものなのか。

「Dearにっぽん」はもうちょっと人間と人間の関係に寄った題材だろうか。人間社会に働きかけるために何かに取り組む人々の姿を見つめる番組だ。そんなには見ていないが、何回か興味を引かれて見た。

日本にある自然、日本にある営み、日本にある取り組み。それらに思いを馳せる時間と言える。

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