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流し切るように書くタイプ
文章は流れに乗ることで書き、文単位で細かい編集を加えることを不得手とする傾向。
alias:「流れで書くタイプ」「流れ型」「リニア型」「流れ派」
できること
- 一度に数千字の文章を書ける
- 脱線した場合も本筋に戻って繋げられる
できないこと
- ひとつの文章を数日以上かけて書く
- ※数日以上に亘る場合、その都度考え直すので話の筋が変化する可能性や続きを書けなくなる可能性が高まる
- 一度書いたものを並べ替えるなどして編集する
- 飛躍を感じる文を組み合わせて文章を作る
- 今気が乗らない話でもシステマチックな工夫などによって書いてしまう
必要な努力
- 乗りうる流れをいくつも持っておく
- 自分の流れを止める要因を把握する
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抽象的な話になってしまうが、どういう流れで書くかはほとんど「イメージ」で決めている気がする。読み手の気分の流れのイメージや登場人物の心情の流れのイメージ、その他諸々の「読み手」ないしは「作中に生きている存在」の何かしらの流れに沿って書こうとしている。そしてそれらは、「その場に至って初めてその先がわかる」ということが発生するものでもある。
- 脱「運頼み」の道のり - by のらてつ @Foam_Crab - トンネルChannel
一度に書き切らない場合は、未来の私は過去の私が既に書いた部分を読んで新たに思いついたことを書いています。過去の私が書きたかったことを思い出すこともありますが、そうでないことの方が多い気がします。
- Podcast感想15のらてつの雑記帳 - zawazawa(うちあわせCast第百三十三回感想)
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「リニアに書く」「流れで書く」というような表現がされていますが、その調子で文章ひとつを単位として一本の流れを作ってしまうタイプの書き方があって、私もそのタイプです。もちろん、そのタイプではない人も部分部分はリニアなはずで、そうでなければそもそも文が生まれていかないと思いますが、ひとまとまりの文章になるくらいひとつの流れが長くなるのがデフォルトなのか、そこまで長くなることはないのが普通なのかという違いがあるのだと思います。
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ある文を書くということを、双六のように駒を進めていくイメージと仮定しよう。流れで書くモードになっている場合、ある文を書いて駒を進めた時には次のマスというのはほぼ自明のものと感じている。目の前にもう次のマスがあるのである。
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