一年の振り返りを書こうと思って読み返していたら上半期の振り返りをしていたことに気がついたので、まずは一旦下半期の振り返りをしておこうと思う。

 今年は上半期と下半期で心境にかなりの変化があった。ライフイベントとして節目になるような何かがあったというわけではないのだが、いくつかのことが重なって結果として大きく違ってしまっている。全体としては良い方向への変化だ。

 

 転機となったことのひとつがCapacitiesとの出合いである。今振り返ってみるとこのことは本当に大きな出来事で、私にとって必要な「第二の脳」的なものはこういう形をしているのだと漸くわかった。

 Capacitiesを使い始めたのは8月半ばで、それ以降このサイトでもCapacitiesについての記事を多く書いている。そのあたりから気分としては上向いていたのだが(今年は4月頃までかなり精神状態が悪かった)、CapacitiesをいじることやCapacitiesとともに物事を片付けるということがあまりに面白くてアウトプットに時間を割かない日が続いてしまっていた。しかし12月に入ると俄然やる気が湧いてひょいひょい書けるようになったので、その前までに無理して書こうとしなかったのは結果的に良かったような気がしている。

 Capacities推しが高じて『ライフハックの道具箱2024』にてCapacitiesの記事を書かせてもらいもした。

 

 もうひとつ出合いがあって、それがSoulLinkMapだ。Capacitiesによって「自分に必要なこと」そして「しかしCapacitiesでは実現できないこと」がはっきりして、それを埋めてくれるほぼ完璧なツールがこのアプリケーションなのである。十五年以上前に作られたアプリケーションを今になって発掘できたことには運命的なものを感じる。

 CapacitiesとSoulLinkMapという両輪を得たことで個人の情報管理(つい先日「ノートフロー」と名付けた)について迷うことはなくなり、シンプルに「考える」「書く」に時間を充てられるようになった。その結果12月には「書く人間」として復活できた。メインコンテンツの記事の他に「茶の間」の更新も捗るようになった。

 もちろん転機になったのはツールとの出合いだけではないのだが、この二つのツールとの出合いというのは単に「いい感じのアプリケーションだな、手に馴染むな」という話に留まらず、自分の脳にとって必然性を感じる衝撃的なものであり、十分に劇的なことだった。

 

 そうして頭がクリアになったこともあり、近々書こうかなと考えているネタが10本ほど溜まっている。今月中に投稿するつもりでいたものの、残りの日数を数えてみると新たな記事を書いている場合ではない。自分の中での恒例行事として「よくわかるNoratetsu Lab」と題した年間まとめを投稿することにしているし、大晦日は一年の振り返りをしないと締まらない。

 通常の記事更新は数日中断することになるが、どんどん書こうという気合いも筆のノリも保ったまま年を越せれば来年は幸先良いスタートが切れそうだ。

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