あけましておめでとうございます。

 年始には目標らしきものを書くことにしているので今年も書いていきましょう。範囲は情報整理、書き物、プログラミング関連です。

 

 去年から始めて途中になっていることがデジタルデータとメモ・ノートなど紙類の整理です。今までは整理法を考えるということにけりがついていなかったのでずっと頭で考えているような状態が続いていましたが、去年のうちに方法に納得ができたので今年はひたすら作業を進めていきます。

 紙類については、明確に残しておきたいもの以外はノートだろうが全部処分してしまうつもりです(スキャンしてデジタルデータ化はします)

 

 あとは普段の作業で余計な手間をかけてしまっていることについて、「それ二度手間になるよ」ということをきちんとチェックすることを心がけたいところです。初手の億劫さに負けて後々手間を増やすようなことがなかなか直らない(直そうという気持ちを維持できていない)ので、今現在のスッキリの波に乗ってそういうことが苦にならないような思考回路を身につけたいと思います。

 この怠惰についてはプログラミングを始めてだいぶ良くはなりました。その意味でもプログラミングを学んだことは大きな意味がありましたが、それでもなかなか根治は難しいので今年は積極的に二度手間撲滅に取り組んでいきます。

 なおこれは「必ず一度で片付ける」という意味ではありません。問題は「手間が増える」ところにあるので、分割しても手間の増殖にならないとか分けることに他に利点があるという場合にはそれでいいわけです。

 

 今年は概念やシステムの明確化にも力を入れたいと思っています。例えば去年出した「文脈エディタ」という表現や、Capacitiesを中心としたオブジェクトベースの情報整理、あとは数本記事にした「じゆうちょうノート術」といったものです。

 そうして考えたことを今年はnoteに投稿することも考えています。自分のサイトは研究室、noteは発表の場、というふうに自分の中で使い分けて両方を適切に活用したいと思います。過去に自分のサイトに書いたことの整理整頓の成果を発表するのも良さそうです。

 以前は自分の中で捏ねることが自分にとっての「書く」であったので、その意味ではnoteは自分にとってあまり相応しい場所ではなかったので自分のサイトを作ったわけですが、考えの整理が進んだことによって「捏ねる」より一歩進んだ領域での「書く」ができそうな気がしており、やっとnoteへの投稿に自分で納得できるかもしれません。

 そう考えるとトンネルChannelはどういう位置づけと捉えたらよいか、というのが少し難しいところですが、トンネルChannelはなんといっても往復書簡的なやり取りが発生することが醍醐味です。ならば往復書簡になるように書いて他の人に言葉を手渡すことを目指すのが自分の中で自然です(これまでの私はうまくできていません)。となると、「自分なりに完成させたいこと」よりも「自分の頭では完成しなさそうなこと」を共有することに向いているでしょう。考えが進まないから保留、みたいな処理をしてしまっているものこそ出番かもしれません。いずれにしてもメンタルが安定している時には積極的に投稿したいと考えています。

 そしてそれらへの投稿を通して自分なりの思想めいたものが明確になってきたら、何らかの方法でよりきちんとした形にしたいと思っています。

 

 あとは対人面として、人の言動に動じないようにすることを目標にしたいと思います。

 誰が何を言っていても、それが本当に何らかの影響力を持っているのでない限り実際はどうでもよいわけです。たとえ客観的に見て正しいと思えないとしても、それを正すべき立場に自分がいるとか、対処しなければ実害が発生するとかでない限り、わざわざ踏み込んでまで正そうとしてもその努力の甲斐というのは基本的にないように思います。というかそうすることは多くの場合不遜です。(立場や利害があるなら別です。)

 不愉快だとか許容できないとかいう気分になることは避け難くあります。しかしそれが気分の問題に過ぎないのなら、それは自分でどうにかできるものでもあります。今のところ、気分をそのままにしてなんとかブレーキを踏もうとして失敗しているということが日常でしばしばあるので、気分の見つめ方、鎮め方を身につけたいところです。(しつこいようですが立場や利害があるなら別です。)

 アウトライナー的な意味でもう一段階「レベルアップ」すると、「どうでもよいことはどうでもよいとする」ということになるでしょう。労力はどうでもよくないことに払うべきで、自分の精神力を大事にすることを第一にしたいと思います。

 

今年の目標まとめ

  • デジタルデータおよび紙類の整理

  • 二度手間撲滅

  • 概念やシステムの明確化と各媒体に合った発表

  • どうでもよいことはどうでもよいとする

 

 それでは今年もどうぞよろしくお願いします。

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