前記事思考の描写ログで名称を整えたので、現時点の整理をまとめておくことにする。

ここまでの記事


 主な検討は自分の「知」に必要な三つの箱にて行っている。

個人の情報の領域

 とりあえず情報管理の中に知的営為が部分として入っている、ということだけを示したアウトライン。「ほか」の部分は今後詰めるかもしれないし、詰めないかもしれない。

  • 私的な情報管理
    • 私的な知的営為
      • 自分の関心のため
      • 自分の社会性のため
      • 自分の価値観のため
    • ほか
  • 公的(対外的・社会的)な情報管理
    • 公的な知的営為
      • 仕事のため
      • 表現のため
    • ほか

私的な情報管理の三領域

 「箱」で揃えるとしたらこうなるというアウトライン。

私的な知的営為の三領域

 前回までの内容のまとめ。

  • がらくた箱=自分の関心のため
    • 内容物
      • 好きなもの、面白いと思うもの、へ~と思ったもの
    • 必要な機能
      • 無限に収納できること
      • 曖昧な検索で取り出せること
    • 採用ツール
      • Scrapbox
  • 知の箱=自分の社会性のため
    • 内容物
      • 知っておいた方がいいこと、考えておいた方がいいこと
    • 必要な機能
      • 無限に収納できること
      • 何があるかわかること
      • 情報と情報を繋げられること
      • 体系的に整理できること
      • 体系的でない整理もできること
    • 採用ツール
      • Obsidian
  • 思考の描写ログ=自分の価値観のため
    • 内容物
      • 豆エッセイ(自分の中にあるイメージを文章にしたもの)
    • 必要な機能
      • 無限に収納できること
      • 時系列で保存できること
      • 無題が許されること
    • 採用ツール
      • Dynalist

前回までの話に含まれていそうで含まれていないこと

  • 仕事術要素
    • タスク管理ほか
  • 表現要素
    • 例えば書き物(≒知的生産)に必要な情報の扱い

 これらのものはあんまりツールが定まらない。状況・内容によって適切なものが変わってしまうので、「○○の箱」として定めるための検討がやりにくく棚上げした。
 最初の方で「公的な知的営為」としてまとめたが、つまり作られるべきもの・行われるべきことの基準が外にあるので、むしろ流動的に扱えるように考える方向で検討した方が良いだろう。
 

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