使う人の注意の構造に合わせて情報を扱うことを核にしたWorkFlowy運用術。(by 倉下忠憲氏)

 

倉下式WorkFlowy運用術 その5: DOMA式 | R-style

Depend On My Attention.
使う人の注意の構造に合わせた形、という意味合いです。

 

DoMA式の基本となる要素は以下の三つ。
①ワンデイリスト

  • 倉下式WorkFlowy運用術 その1:ワンデイリスト | R-style
    • その日の項目はすべてデイリーに→残ってしまって、残したいものはシフトアップしてHome 直下に上げる
      ②注意オブジェクトモデル

  • 倉下式WorkFlowy運用術 その2:注意オブジェクトモデル | R-style
    • 「注意オブジェクトモデル」とは、生成するオブジェクトの粒度を、自分の注意の粒度に合わせて設定する手法のことです。

    • 究極的に言えば、こうした情報整理は、「気になっていること」の管理だと言えます。

    • だから、「気になっていること/気にしたいこと」の粒度をベースに情報を整えていくのです。
      ③フラットスタイル(ヒエラルキーレス)

  • 倉下式WorkFlowy運用術 その3: フラットスタイル | R-style
    • そもそとして、何かを思い出すときに、上記のような階層構造を潜って思い出すことなどほとんどないでしょう。もっとダイレクトに思い出すのがよくあるパターンです。それに沿ったほうが使いやすくなる気がしませんか。

 

補佐する要素
倉下式WorkFlowy運用術 その4: 記号と神様ファイル | R-style
記号

  • ▼:Home直下に引き上げた(シフトアップした)、の意。
  • ▽:他の項目を巻き込んで、より大きく成長したもの、の意。
  • ■:頻繁に使われる(≒作られる)リスト。
  • 📅:デイリーの項目であることを示す。

 

神様ファイル(野口悠紀雄著『「超」整理法』から)

  • 情報の対流における独立性を保持した情報群

    • たとえば、普段よく使うページのURLを保存してある項目などがそれです。人によっては、記事のひな形やログインのためのパスワード情報も含まれるかもしれません。

 

 

関連記事

  • Obsidian日誌:フォルダ分けにDoMA式の「フラットスタイル」を採用する
    • 実のところ、過去の何かしらのフォルダ管理に於いて、そういう形で「今使うもの」を直下に置くということをしなかったわけではない。むしろ、いつも"そうなってしまっていた"。しかしそれは常に不本意だった。なぜなら、既に作り上げた分類に今使っているファイル群を収めていくのが面倒であるがために適当に仮の場所を作ってやっている感覚だったからだ。そのフォルダの粒度は、既存のフォルダ構成のどの部分とも合っていないのだ。

    • DoMA式に対して感じるひとつの大きな意義は、自分の注意に基づく塊を作るということを、「分類が面倒くさい」という怠惰の結果ではなく「そういうシステムである」と考える発想の転換をもたらしてくれたことである。大袈裟なようだが、私にとってそれは確実にコペルニクス的転回であった。

 

 

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