2ヶ月半くらいネットからいなくなっていましたがぼちぼち活動を再開していきます。note連載もちょっとしたらまた続きを書いていきます。

 さて、その間にノートフローがかなり大きく変わりました。いつもは月間振り返りの中で書きますが、大きい変化なのでこの話単体で書いておきたいと思います。
 それ以前の様子は、2025年7月の振り返りに書いたものプラスアルファで以下のような形でした(太字はその後追加)。

  • Capacities = 行動の場
    • タスク、プロジェクト、日誌
  • Dynalist = 思索の場
    • 執筆拠点(初稿まで)
    • 人間・社会についての考え事(=ルーマン的カード)
    • 読書メモ(考え事に関わる箇所を紙のノートから転記)
  • Obsidian = 保管の場/参照の場
    • Noratetsu Houseのデータ管理
    • SNSへの過去の投稿ログ
    • フリーライティング
    • Webクリップ(考え事に関わるもののみ)
  • Notion = 暮らしの場/知識の場
    • ライフ・アウトライン要素
    • 家に関わる情報の管理
    • 写真の管理
    • 画像系のクリップ
    • 好きなもの、思い出
    • Webクリップ(ノウハウ系)
    • 分類が明らかな知識類
    • (その他共有用に使用)
  • B5大学ノート
    • 思索ノート
    • 読書メモ(全般)
    • プログラミング・Web技術のノート
    • その他勉強のノート
  • A5綴じノート
    • 雑記帳、あらすじノート
  • バイブルサイズ6穴システム手帳
    • 参照用
  • A6紙
    • 時事の記録(新聞記事の要約が主)
  • B7紙
    • ルーマン的カード(試行)
  • A7紙
    • 単発の調べ物類

 デジタルツールが4つにノートが数種類にいくつかの紙片という構成でした。現在は以下のとおりです。

  • Notion
    • タスク、プロジェクト、日誌
    • フリーライティング
    • ライフ・アウトライン要素
    • 家に関わる情報の管理
    • 写真の管理
    • 好きなもの、思い出
    • Webクリップ(全種類
    • (その他共有用に使用)
  • Obsidian
    • Noratetsu Houseのデータ管理
    • SNSへの過去の投稿ログ
    • ※記事の執筆作業はmdファイル×Haroopad
  • B5大学ノート
    • 情報管理についての考察ノート
    • ブログネタ書き出しノート
    • 読書ノート(内容を理解するべく格闘するノート)
    • 時事ノート(気になった新聞記事の要約)
    • 悟りノート(哲学・心理学・社会学系の学びと自分の価値観などの記録)(※かなり昔に作ったのを整備して再開)
    • ほか
  • B5リングノート
    • 引用ノート
    • 出先用ノート(厚くて丈夫なWリングノート)
    • ほか
  • B5バインダー
    • 情報管理についてのまとめノート
    • ほか
  • B6紙
    • レシピなど生活に関する「やり方」系メモ
  • A6紙
    • いわゆる勉強のメモ
    • プログラミング・Web技術のノート
  • B7紙
    • 知見・TIPSの類のメモ
    • 手帳術・ノート術など
  • A7紙
    • 辞典的知識や名言等のメモ
  • バイブルサイズ6穴システム手帳
    • 参照用

 他に手帳、ファイル、バインダーなど使っているものは色々ありますが、「ノートフロー」として指したい範囲からは外れているので省略しています。

 DynalistとCapacitiesはフローから実質的に消滅しました。開くこともないではないですが、なくても構わない程度の位置づけです。Dynalistの役割は大学ノートとバインダーに、Capacitiesの役割はNotionに移りました。
 Capacitiesは私の生活の中では一旦役目を終えてしまいましたが、Capacitiesから得た学びは数多あり、Capacitiesがなければ情報の扱いについて自分に革命は起きなかったことでしょう。お世話になりました。
 Obsidianはまだ使ってはいますが、それはプログラム処理との相性の都合によるもので、デジタルツールの拠点は基本的にNotionに一本化した形です。一方で、デジタルツールがカバーする範囲はむしろ少し縮小しました。メインの場が紙になった領域がいくつかあります。
 ノート・バインダー類は基本的にB5に揃えました。また、大学ノートはテーマで分けて複数冊になっているわけですが、書式は全て統一しています(それについては別の機会に書きます)。
 デジタルツールとノートの他にただの紙を複数種類使っていますが、以前の状態からどの紙に何を書くかの対応が大きく変わっています。紙片だったものがノートへ、ノートに書いていたものが紙片へといくつか移りました。
 紙片を導入した当初は、ひとかたまりの情報にユニークIDをつけて個別に扱うために紙片という形を取ろうとしていましたが、その考えはやめて単に自由に配列できることに着目して扱うことにしました。そもそもはルーマンのZettelkastenの体験からスタートしたのですが、もう全く別の発想で使うようになったという形です。

 ざっくり整理すると以下のようになりました。

領域 ツール
生活 Notion
思索 ノート
知識 紙片

 なんとシンプルな区分けでしょう。それぞれの使い方にかなり工夫を重ねてのことなので(複雑ということではなく真に有効な扱い方を探求しています)、これだけで意味するところが伝わるとは思いませんが、自分の中では大本の部分でどういう情報がどういう形であるべきかがシンプルに整理されたと感じています。
 シンプルなやり方に必要なのはシンプルかつ的確な工夫です。それを見出すのはとても難しいことですが、自分なりに迫りつつある気がしています。

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