勉強はする方だったけど、勉強したかったわけでもないし、勉強の大切さを信じていたわけでもない。

でもきっと、子どもが目の前にいれば勉強というのはしてみれば楽しいものだし大切なことだよとか言っちゃうんだと思う。世界が広がるからねとか言って。やらないと後で困ることになっちゃうぞとか言って。

私自身はそんな動機でなんか勉強してなかったのにね。大人の責務としてそうやって下の世代に語りかけるのだ。世の中にあるそういう綺麗な説諭は、正直私には全然響いていないけど。嘘は言っていない、というくらいのものだ。