気分というのは機嫌という意味も体調という意味も含めている。気分が悪いとはつまりヘルシーじゃない時ということだ。

厭世的な気持ちでいることは多い。それは主観的にはヘルシーじゃないけれど、しかし真にヘルシーじゃない時からすれば、単に厭世的でいるだけなら別に不健康ではないとわかる。

身体的あるいは精神的にヘルシーじゃない時、どうも文化的なことを考えることが難しい。カメラのピントが合わないというのか、素朴に何かを見つめるということができなくなる。何かを見て何かを感じても、それを言葉にする気力がない。できる時はコストなしにやれている気がするのに、できないといったらなんとしてもできない。

そういうものを言葉にすることは自分を回復させることだとも思う。だからそれができないということは自分で自分を回復させることもできないということで、好循環に入っていけない。

困ったものだ。