ちょっと前に何だったかの情報番組か何かで、松下由樹が百均に行っていろいろ買うというのをやっていた。つまりは今話題の便利アイテムの紹介だ。

で、店員さんが面白いアイテムを見せる度に松下由樹が「やだあ~~」と反応していて、あまりに毎回言うので共演者も笑っていたし私もお腹を抱えて見ていたのだが、本人はそれが口癖になっていることにそれまで気づいていなかったようだ。スタジオでVTRを見て自分の口癖を知り「恥ずかしいー!」という感じだった。

 

この感嘆を示すための「やだあ~~」、言わない人は一生言わないと思うけど、言う人はいつの間にか言うようになっている。どこかから伝染してくるんじゃないかと思うけど、これは一体どこから飛来してくるのだろう。遊びの感覚で面白がって言っているうちに定着してしまうんだろか。

面白い表現だなと思うので誰かが「やだあ~~」と言っているのを見るとふふっと笑ってしまう。でも「そのような表現をする人間になりたい」と思って言うようになるものとはとても思えないので、どこからどう受け継がれて伝播していくのか不思議だ。気づいた時には「やだあ~~」が口から出る人間になっているものなのかもしれない。