この間の日曜日にたまたま見た。舞台はウズベキスタンの都市サマルカンド。
この中でティッラ・カーリー神学校の礼拝堂が紹介されていた。「ティッラ・カーリー」は「金で覆われた」という意味とのことだが、その名の通り金色に輝いている。その輝きは中尊寺金色堂的な金ピカではなく、なんだか非常に複雑な色味をしている。
写真だと単に青と金の二色だなという感じだけれど、高精細の映像で見ると金の部分に青が反射しているということなのかなんとも幻想的なグラデーションになっている。現地に行って自分の目で見れば一層格別だろうと想像できる。
また、この礼拝堂の天井を見上げると一見モスクらしくドーム状になっているように見えるのだが、実は平面らしい。描き方によってドームかのように錯覚させているそうだが、そう言われて見ても平面だとは思えない。
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