「ごちゃごちゃうるせえ、いいクルマ」

三菱自動車の新型アウトランダーPHEVのCM。出演は江口洋介。

お前がうるせえという気持ちになる。（江口洋介に恨みはないけれども）

昔「男は黙ってサッポロビール」というCMがあった。今となっては「男は」の部分が物議を醸す気がするが、それは置いておいて「黙って○○」については特に不快感をもたらすわけではないだろう。CMとしては優れたコピーだったろうと思う。

「言葉は要らない」ということを言いたいのだとして、それを表現するための言葉選びは慎重にしてほしい。

「私の理想はあなたとは違うから」

ニトリの「カスタマイズソファ」のCM。

テレビから視聴者に向けて放たれる「あなた」は基本的に視聴者を指すと認識されると思うのだけど。いきなり「あなたとは違うから」とか言われても。おたくはどちら様ですか。

どうしてこう無意味にふてくされたような表現をするのか。そういうの、別にクールじゃないです。

最近見ない気がするからもう放送してないかも。

大泉洋＆川口春奈出演のENEOSのCM。

この二人を使ってこのCMって逆にすごい。間のおかしな不自然なやり取りをわざわざ作ることに何の意味があるのかよくわからない。これを見てENEOSを使いたいってなるんだろうか。

「食器用の洗剤で洗うとか、それ、シンクに失礼だと思いませんか？」

金鳥のティンクルのCM。

なんでやねん。思いませんが。

生き方を説いてくる系のクルマのCM全般。

クルマの宣伝しろよと思う。どうして広告に何かを説かれなきゃいけないのか。押し付けがましくてうんざりしている。

「若見え」なる言葉を使うどっかの何かのCM。

個人的に「腹落ち」も嫌いなんだけどこの動詞の半端な名詞化にアレルギーがある。

トヨタイムズ。

浮かれた社長の微妙な英語プレゼンとか見ていてかなり辛い。ウェーイというノリ、会社の外では全然受けないと思うしそういうのは社内だけにしてほしい。

でも最近CM見ないな。

トリバゴ。

どうでもいいけど、女の人が解説しているパターンのCM、衣装はあれでいいんだろうか。

声優のボイスが入っているアニメ仕立てのCM。

アニメに声優の声優らしいボイスが入るとそれはもう虚構のものという感じがする。それが現実の会社のCMとして使われている状態は不自然に思えて個人的には気分が良くない。

ボイス無しのアニメか、声優のナレーションだけか、どちらか一方なら気にならない。合わさると如何にも二次元という感じがする。二次元コンテンツは嫌いじゃないけど、それとこれとは別。

成人の日をテーマにしたサントリーのCM。

もはやファンタジーの世界だなと思った。無駄に長いしクサいし、CMでドラマをやろうとかしないでほしい。

ガリバーの「車売るなら～」という歌に合わせて子ども二人が踊っているCM。

「車を売る」という行為には子どもは関係ないので子どもが踊っている姿でコマーシャルしようというのが意味わからない。